2013年01月11日

日記の範囲で 3人のジーミー・ロジャースの怪

やっと白人歌手ジミー・ロジャースのインポートが終わった。
彼は1933年生まれの白人で、主な活躍時期は1957年から1966年である。つまり音楽がが死んだ時期(アメリカンパイ)からフォークブームにかぶる時期である。カントリー畑からのヒットだったが曲は、ビートのなくなった曖昧なカントリー、ロックン・ロール、ドゥーワップソング、フォークを踏まえたポップス歌手である。凡庸なアメリカ白人がテレビで聞いて何も害もない音楽と行ったらちょうどいいと思う。
Jimmie Rodgers Kisses Sweeter than Wine


さておなじ綴り、Jimmie Rodgersで米Wikipediaを検索すると

James Charles "Jimmie" Rodgers (September 8, 1897 – May 26, 1933) was an American country singer in the early 20th century known most widely for his rhythmic yodeling. Among the first country music superstars and pioneers, Rodgers was also known as "The Singing Brakeman", "The Blue Yodeler", and "The Father of Country Music"

そのリズミカルなヨーデルで知られる20世紀初期のアメリカ・カントリー・シンガー。初期のカントリーのスーパースターでパイオニアの中でロジャースはまた「歌うブレーキ係」「ブルー・ヨーデル」「カントリー・ミュージックの父」として知られる。そもそもポップスのロジャースが生まれた年に他界しているのだから別人である。
まったく大失敗である。
こちらが、カントリー・ミュージックの父ジミー・ロジャース
Jimmie Rodgers - Blue Yodel No 1 (T For Texas)


Jimmie Rodgers - Waiting for a Train


これは以前にも掲載したと思うが、ボズ・スキャッグスがデュアン・オールマンをフィーチャーしたセルフ・タイトル・アルバムで歌っているので、知っていた。

Jimmie Rodgers - Waiting for a Train/Daddy andHome/BlueYodel


そして綴りが違うジミー・ロジャース(Jimmy Rogers)は黒人ブルースマンである。

Jimmy Rogers & James Cotton - Walking By Myself


Jimmy Rogers (June 3, 1924 – December 19, 1997)[2] was a Chicago blues singer, guitarist and harmonica player,[1] best known for his work as a member of Muddy Waters' band of the 1950s.[3] He also had solo hits on the R&B chart with "That's All Right" in 1950 and "Walking By Myself" in 1954.

シカゴのブルース・シンガー、ギタリスト、ハーモニカ・プレヤー。1950年代のマディ・ウォーターズ・バンドのメンバーとしての活動で有名。彼はまたR&Bチャートで「That's All Right」(1950年)、「Waking By Myself」(1954年)でソロヒットを出した。
That's all right - Jimmy Rogers


はあ、不勉強を恥じます。
posted by Mondayota at 12:17| カントリー

日記の範囲だけど フィドルとアコーディオン

カントリーのCDのライナーノートを読んだら、ハーモニーを奏でる「フィドル」を、平気で「ケイジャン・フィドル」と呼んでいるのを多数見かける。

しかしすでに「カントリーで行こう」シリーズの最初で見たように、そのフィドルの起源は、アパラチア(アイルランド、あるいはスコットランド系)のオールド・タイム・ミュージック起源であるのはすでに見た。"Fiddlin' John Carson"のフィドルにほとんどの特徴を認めることができる。カーソンのバイオリンは17世紀のアイルランド製であることも分かっている。このため100歩譲っても、ケイジャン・フィドルという単純なカテゴリーは存在しないか全くの勘違いである。

ケイジャン音楽はブルーグラススタイルが、アコーディオンが特徴的なのはご存じの通りである。

フィドルは古いマウンテン・ミュージック時代から変化していないスタイルだと見なすのが適当だと思う。

この考証はニューオリンズにつきものだが大変難しいが、ケイジャン・ミュージックの多くの例はケイジャン=アコーディオンを裏付ける。アコーディオンの場合もバンドネオンの場合も両方あるようである。しかしなぜドイツのほぼ20世紀前後誕生の楽器がフランス系アメリカ人に好まれたのか謎。

ケイジャン音楽自体は、4〜8小節のメロディ?を延々続けるのが基本であるが、これはマウンテン・ミュージックと異なることはない。謎である。それこそクレオール(混血)なのであろう。「クレオール」自体は植民地生まれのスペイン人からの派生語である。
エキゾチシズム(異国趣味)の誘惑に勝つのは難しい。

Cajun Music - Crowley Two Step


Legendary Cajun Singer Cleoma Falcon Sings Classic: "J'ai passé devant ta porte." 1928?


Diga Ding Ding Dong - Aldus Roger & The Lafayette Playboys 1966


Cajun - The Jambalaya Cajun Band - Cajun Dancing 1990s


Cajun Music: The Savoy Family Band 2000s





posted by Mondayota at 11:08| カントリー

日記 フライング・バリット・ブラザーズ?

例のWebsearchの削除後、ChromeにまだFunmoodが感染しているとか、Operaの感染状況側からなかいなどの事情で、再びSpybotを再起動後、起動開始前に稼働させてスキャンさせたら3時間以上かかって、昨晩はまったくPCを操作できなくなってしまった。一応あらゆる可能なマルウェアは削除できたと思う。マカフィー入れているのに、なんでこんなに感染するのかなあ。適当なフリーソフトのダウンロードが一番いけないんだろうな。結局Chromeは「新しいタブ」という不明なアドオンがFummoodの正体であることが分かった。それを削除して、もうFunmoodは現れなかった。Funmoodはイスラム系、Lavasoftがイスラエル系だと思った。悪質ではないが故に、マカフィーが効かないとしたら問題だ。

このため死ぬほど借りたCDのインポートが進まない。豊島区立のものだけは終わった。

ドク・ワトソンは、フォークソングの方に分類されるらしい。盲目のブルーグラス・ギター(フラット・ピッキング・ギター)で有名だそうな。ドク・ワトソンの「シッティング・オン・トップ・オブザ・ワールド」の演奏も入っていてびっくりだよ。おいクリーム!!!

Sitting On Top Of The World (written by Walter Vinson & Lonnie Chatmon) - Doc & Merle Watson

http://youtu.be/qCTgTXMXs70

ところでフライング・ブリトー・ブラザーズの名前を聞いたことがない感じがすると思ったら、かつて日本では「フライング・バリット・ブラザース」名義でLPが出されていたからだったとわかった。

ブリトーは、セブン・イレブンが適当な食品をブリトーの名で販売したため、名前は日本でも知られていると思うが、本格的なメキシコ/アメリカ西海岸のブリトー(Burrito)は日本ではほとんど知られていないらしい。港区とかおしゃれなところのメキシコ料理屋で何とか食えるようだ。
ブリトー「メキシカン料理 柔らかいトルティーヤに牛肉、鶏肉、豆、米を包んだもの」
トルティーヤ「すり潰したトウモロコシから作る、メキシコ、アメリカ合衆国南西部および中央アメリカの伝統的な薄焼きパン」

新宿のメキシコ料理屋で食ったことがある。

アマゾンをFlying Burrito Brothersで検索するとごく最近のものを除いて、全部「フライング・バリット・ブロザース」である。「コーヒー」とか「カッフィ」とくらい違う。「コーヒー」と注文すると「コーラ」を持ってこられるのは有名は笑い話である。「バリット」と発音すると「土に埋められたもの」を想像するかもしれない・日本英語恐るべし。

グラム・パーソンズ(バーズ、ただしハーバード出身のエスタブリッシュメントからのドロップアウトである)、クリス・ヒルマン(バーズ、カリフォルニア出身)、 スニーキー・ピート・クレイナウ(バーズ、インディアナ)、クリス・エスリッジ(ベース・セッション・プレーヤー、ミシシッピ)、他にバーニー・レドン(マルチ・プレーヤー、イーグルスに参加、ミネアポリス)などが参加。1969年〜1971年と超短命だで4枚しかアルバムを出していないそうだ。

図書館でのCDの入手は困難である。買え!ということらしい。次の4枚である
The Gilded Palace Of Sin (1969年)
Burrito Deluxe (1970年)
The Flying Burrito Brothers (1971年)
Last Of The Red Hot Burritos (1971年)
そのうち検討するが、YouTubeを聞く限り、バーズのハーモニーの影響が残るカントリー・ポップ・ロックンロールにしか聞こえないものが多い。

gram parsons / flying burrito bros -- wild horses

http://youtu.be/jjpa_OYAEpo

ストーンズがパーソンズに送った曲だが、ストーンズで有名。ピアノはレオン・ラッセルだそうだ。オルタモントで共演しているの確認したからね。その頃だろう。

さあ、一生懸命インポートするか。

おまけ。
バック・オウエンスによる「サマータイム・ブルース」(1969年録音、ザ・フーのヒット曲)。
Buck Owens - Summertime Blues

http://youtu.be/Ie2iBzfREvc
posted by Mondayota at 09:48| カントリー

2013年01月10日

日記です #2

実は、午前中は、Websearchというしつこいデフォルトページとサーチエンジンの設定を書き換えるマルウェアに感染して、それを除去するのに手間取って、日記しか書けなかった。

まず強力なマルウェアソフト、Spybotでスキャンした。他のいくつかのマルウェアが検出されたが、Websearchは検出されない。
Spybot自体が安全か分からないので、おすすめしないが、MCafeeインストールしているのに何の効き目もないじゃないか。といっても危険なところに行くからいけないのだが。これだけ検索しまくっているとまあ危険は承知の上。

インライン検索で感染しているかどうか判明するので、使用しているすべてのブラウザのインライン検索を試行。

だめである。ひとつづづ設定が書き換えられている。
IEは次のページの処方ですぐ治った。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1257045692

FireFoxは、インラインにabout:config
と入力するとWebsearchが設定されているのは確認できるが、config画面では修正できない。
バージョンによって異なるので一概に言えないが
Windows7,FireFox 18だと、
C:\ユーザー\ユーザー名\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profes\****.default\
フォルダに
prefs.js
というJavaScriotファイルがあり、ここにabouto:configで表示される情報が記録されている。
*****.defaultの「*****」は機械的に生成されたユーザーIDだと思われる。
Babylonとかfunmoodsなどの検索乗っ取り系の同種のものもここに書き込まれていることがわかった。以前削除できたと思ったがまだ残っていた。
jsファイルは、開くアプリケーションが決まっていないのでメニューの「既定のプログラム>ファイルの種類またはプロトコルのプログラムへの関連づけ」を開いて「.js」を探し、「他のアプリケーションを開く」で「Windows¥MemoPad.exe」を指定する。
その上で、prefs.jsを開き(開いてはいけないとされているが)、=の左辺にWebsearchあるいは同種のマルウェアの名のある項目(エントリー)は削除し、右辺がWebsearchにその名があるものは、GoogleとかBingとかお好きなものに変える。
これでFireFoxは綺麗になる。
Google Chromeは事実上使っていないので、完全に削除して、再インストールしてクリーンになった。
ChromeはAppDataにエントリーがないし、Chrome//:cnfigはうまく表示されない。また暇があったら、IEとChromeの初期化ファイルについて調べるかもしれない。

日記だから、さっき板橋区立図書館で借りてきたCDを書いておく。
リンダ・ロンシュタットの1960年代のもの2枚、C,SN&Yの「デジャブ」、ジャクソンファイブのアンソロジー2枚組である。
カントリーが終わったら、ぜひ初期エルビスと、モータウンを扱いたいものだ。
posted by Mondayota at 17:12| カントリー

日記です

昨日は比較的暖かったのでチャリを使うべきだったと若干後悔中。
ウッドストック4枚をインポートして1枚聞くので精一杯だった。
断っておくけど「ラブ&ピース」はお笑いである。バカ・ミュージシャンがレンノの記念kコンサートを毎年やるなんていかにも日本人の祖霊崇拝っぽくって信じがたい。キリスト教にも年間の記念日があるが、あれらは大半もともと異教徒の農耕の祭りを、キリスト教に取り込んだものだ。日本の記念日の多くは明治時代以降の皇室と関係の祝日を戦後言い換えただけのものが多い。さすがウッドストック40周年の3年前の2009年は何にも盛り上がらなかった。25周年(クオーター・センチュリー)は1994年記念ライブが行われてそこそこ盛り上がったらしいのだが全く興味もないし、何も知らない。まだ1枚しか聞いてないけれど、当たり前だがあまりにアメリカ・ローカルなので、厳しいものがある。ハードロックやブルースロックも若干出ているのだが状態悪いみたいだ。そういうわけで、独立したジミヘンの16曲のアルバムの方が、ウッドストックの散漫なアルバムより価値があると言うことだと思う。アメリカ国歌の演奏したのはこっち、ギターに火を付けたのは2年前の1967年のモンタレー・ポップフェスティバル。大変勉強したな。唯一持っていたLP(紛失)が、「ワイト島のジミー・ヘンドリクス」だったがこれが見つからずに苦労した。今日ソニーのシリーズではDVDで「ブルー・ワイルド・エンジェル〜ワイト島のジミ・ヘンドリックス」が出ているだけである。熱心なファンになる前によい音源に接することなく時が過ぎたといった方がよい。70年代に割と早く、映画化されたそうだが、断っておくがVHSが一般化するのは1985年頃でそれ以前は、映画でしか見れなかったし、そんなものロードショー館ではやらないのだから、僕が見てなくても何の不思議もない。おそらく「レット・イット・ビー」も僕は見ていないと思う。すいませんね。大口たたいておいて。

豊島区立のバック・オウエンスとドク・ワトソンは、ベスト盤でなくなんとバック・オウエンスは1989年のリンゴ・スターとの共演盤、ドク・ワトソンは1963年でフォーク・フェスティバルなどに参加していた頃のものである。何でそういうものが現存するのかが不思議なくらいである。今日北区立に予約してたのも忘れていたB.B.キングの「ライブ・アット・ザ・リーガル」を借りに行って、改めて近所の図書館のCDをつぶさに見たら「チェット・アトキンス&マール・トラヴィス」(1974年)「ベスト・オブ・ジミーロジャース」(主に50年代の音源、ジャケ写がリーゼントだし)「パティー・ペイジ・ベスト」(「テネシーワルツ」をヒット曲にした女性シンガー、原曲は板橋区立のベスト盤に入っていたピー・ウィー・キング)がありました。

ちなみにMCAのカントリー・ベストは、現代カントリー・ヒット曲で、はっきり言ってちょっとカントリー楽器の入った軽めのロックです。基本は。もう20年近く経とうとするヒップホップのマンネリ(マンネリの語源は、マニエリズムスと同じだそうだ。手垢のついたと言う意味)に比べると多少救いがあると、カントリーに親しみがある僕は思うのだが、それも20年近いマンネリなのだ。タモリとか、サンマとかビートたけしとか、所ジョージがのさばっている日本のテレビと似たようなものだ。インポートしたが、削除してゴミ箱に入れた。上のテレビの常連をゴミ箱に入れられる機能がテレビ受像器についているならテレビを見てもよい。

それとどういう位置づけか分からないけれどジョに・ミッチェルも借りてきました。なんといってもジャコ・パストリアスと共演した動画を見てへたり込んだよ。あんまりジャンル関係ない人だと思うけれどね。

またあまたあるプレスリーのベスト物の中でNo.1ヒットだけ集めたものがあったのでこれがかなりいいので借りてきた。

プレスリーはサン・レコード限定というローリング・ストーン誌だけれど、もっと考証をすれば、RCAに移って1958年軍隊に入るまでを切ってしまうと、「わいせつなのでテレビがエルビスの下半身を放映しなかった」という逸話まで切ってしまうことになる。プレスリーについては、カントリー以上に手間がかかると思うので別にシリーズ化すると思う。

やれやれ。

今度は板橋区立図書館に予約したのを借りに行く。ジャクソン・ブラウンのつもりでジャクソン・ファイブを予約しちゃったことが分かっている。まあそれもよい機会である。ジェームズ・ブラウンでもよかったけれど。
posted by Mondayota at 15:21| カントリー

2013年01月09日

カントリーで行こう #余談 「愛さずにはいられない」物語

カントリーのベスト盤を昨日図書館で借りて、インポートして情報を書き込んでいた。iTunesではプロパティで、MP3タグに相当するデータを入力できるほか、コメント欄にメモが書けるので、超便利である。

レイ・チャールズでヒットした「愛さずにはいられない」(I Can't Stop Loving You)のオリジナバージョンはDon Givsonであることは掲載したが、そのほぼオリジナル映像が見つかったので掲載しておく。
1958年「Oh Lonesome Me」のB面としてリリースされ、「Oh Lonesome Me」の方がカントリ−チャート1位、ポップチャート7位を取っている。1958年なので、ロックン・ロールの末期も末期で、その所為かカントリー楽器はなく、エルビス・スタイルのソロ歌唱にドゥーワップ・スタイルのコーラスが入るというどこがカントリーやねん状態である。ちなみにデビュー曲である。

Don Gibson and the Jordanaires - I Can't Stop Loving You


レコードは、カントリー色が強いバラードにしか聞こえない。ドラムもエレクトリックギターも前面に出ていない。マンドリンがメロディ楽器となっているのでアレンジは全然違う。
http://youtu.be/wdSeO6HywQc

次の「Oh Lonesome Me」は、レコード盤とアレンジが異なる。控えめにスチールギターっぽいサウンドが入っている。アコースティックの音色も違う。このため口パクではない。アレンジ上ドラムがこちらでは判然としないが、ベースの2拍子は明確。ドゥーワップ趣味は「I Can't Stop Loving You」と共通している。

Don Gibson - Oh Lonesome Me 1958


レコード盤は、もっとアコースティックで、ギターとともにバスドラがシャッフルであることを明示している。ギターソロは驚きのチョーキングである。
http://youtu.be/Xc-2eO8FJzk

ジョン・フォガティのカントリ趣味はそれほど深くなく、こんな感じ止まりなんじゃなかろうか。CCRの前身バンドが結成されるのは1959年である。CCRがカントリーロックに貢献したというのは買いかぶりすぎである。
ブルースの弾けないロサンゼルス=サンフランシスコのバンドはそもそもカントリー色が強いので、ドン・ギブソンがカントリーでないのと反対に、ロサンゼルス=サンフランシスコのバンドはカントリー色が強すぎるという妙な見解に達さざるをえない。

さて午前は、カントリーベスト盤の整理をする。そのうちCDを解体して(プロパティのアルバムを変えればいいだけである)、手近で借りれるカントリーのベスト盤から巨大な超ベスト盤をつくるつもりである。
まずウィリー・ネルソンとガース・ブルックスなら少しはあるが、手近にカントリーのCDなど存在しない。iTunesで買えばいいじゃないかと言うことになると、その数はバカにならないし、現代カントリーはJ-POPと同じ程度に薄っぺらなただのポップスである。

カントリーのCDだけは可能な限り買いたくないのだ。

午後は某所に行く。決定済みである。
posted by Mondayota at 11:26| カントリー

2013年01月08日

カントリーで行こう #8 20年代始りの終り(Samantha Bumgarner)

"Aunt" Samantha Bumgarner(and Eva Davis)

女性初のフィドラー・バンジョー奏者で、5弦バンジョーの初の奏者として知られる。
ニューヨークのコロンビアレコードで数十曲録音をした。

次のウェブページが詳しい
http://www.amoeba.com/blog/2009/03/eric-s-blog/samantha-bumgarner-fiddling-ballad-woman-of-mountains.html

カントリー・ミュージック・ホール・オブ・フェイムとその博物館は彼女の最初の78 rpmの録音をフィーチャーした。俺は次の曲を含む:
Big-eyed Rabbit (Samantha Bumgarner & Eva Davis)
Cindy in the Meadows (Samantha Bumgarner & Eva Davis)
Fly Around My Pretty Little Miss (Samantha Bumgarner)
The Gamblin' Man (Samantha Bumgarner)
Georgia Blues (Samantha Bumgarner)
I Am My Mother's Darlin' Child (Samantha Bumgarner & Eva Davis)
John Hardy (Eva Davis)
Shout Lou (Samantha Bumgarner)
Wild Bill Jones (Eva Davis)
Worried Blues (Samantha Bumgarner)

次の2曲はAmazonMP3で入手可能である。
The Worried Blues Samantha Bumgarner (MP3 ダウンロード - 1931/4/16) ¥ 150
Georgia Blues Samantha Bumgarner (MP3 ダウンロード - 2006/5/30) ¥ 150
iTunes では次の3曲が150円で購入可能である。
Big-Eyed Rabit, Gergia Blues, The Worried Blues
「Out There-Wild & Wondrous Roots of Rock N Roll」「Mountain Blues」「Hard Times Come Again No More」(それぞれ2巻もののシリーズらしい)などのCD(iTnesのみ入手可能なものも含む)に収録されている。現在の目的からして、これらを買うのを検討したい。

Aunt Samantha Bumgarnerを含むドキュメンタリが多くアップロードされている。PC画面をビデオ撮影のため元の音源が音質悪いのにさらに音悪い。SP盤(あるいはコンピレーション収録盤か)からの音源のあるものは、それも付した。

Aunt Samantha Bumgarner "Big-eyed Rabbit" (Wildcat Mountain Music # 16 2010_05_09)
1924年 The Country Music Hall of Fame and Museum曲


Big Eyed Rabbit Samantha Bumgarner and Eva Davis
1924年 The Country Music Hall of Fame and Museum曲 SPレコードより、音よい
http://youtu.be/-oBZ9iKQ0ck

Aunt Samantha Bumgarner "Wild Bill Jones" (Wildcat Mountain Music # 17 2010_05_16)
1924年 The Country Music Hall of Fame and Museum曲 EvaDavisの作品
http://youtu.be/RjDZTpwQtTA

Eva Davis-Wild Bill Jones
共演だと思われる。
http://youtu.be/NcB4K0a4QBE

Aunt Samantha Bumgarner "Georgia Blues " (Wildcat Mountain Music # 18 2010_05_19)
1924年 The Country Music Hall of Fame and Museum曲。「ウォリード・ブルース」ときわめて似ている。
http://youtu.be/FFLrLugwcTo

Samantha Bumgarner-Georgia Blues
SP盤から。音まあまあ。
http://youtu.be/4HiEiJDJgzI

Aunt Smantha Bumgarner "Worried Blues" (Wildcat Mountain Music # 19 2010_06_01)
1924年 The Country Music Hall of Fame and Museum曲。「ジョージア・ブルース」ときわめて似ている。
http://youtu.be/Rx4do2IfuQU

Samantha Bumgarner-The Worried Blues
SP盤より。音まあまあ。
http://youtu.be/_zWO3P_elE0

Aunt Samantha Bumgarner "The Gamblin' Man" Wildcat Mountain Music # 20 2010_06_06
1924年 The Country Music Hall of Fame and Museum曲(音最悪)
珍しいバンジョーだけの録音。バンジョーは黒人起源なので女性によってメイン楽器として導入を見たのは興味深い。
http://youtu.be/Y81Z7td_IWw

Samantha Bumgarner-The Gambling Man
SPレコードから、音よい
http://youtu.be/yjFuEgf4hq8

Aunt Samantha Bumgarner "Cindy in the Meadows" (Wildcat Mountain Music # 21 2010_06_12)
1924年 The Country Music Hall of Fame and Museum曲
http://youtu.be/EMGxRCvN6ZM

Aunt Samantha Bumgarner "Shout Lou" (Wildcat Mountain Music # 22 2010_06_16)
The Country Music Hall of Fame and Museum曲 録音年不明?
http://youtu.be/6jo2CkQZYik

SP盤から、音まあまあ
http://youtu.be/YUPEqKiN_Ok

Internet Archive(archive.org)でもmp3をダウンロード可能
http://archive.org/details/Samantha_Bumgarner-Shout_Lou

Aunt Samantha Bumgarner "Fly Around My Pretty Little Miss" (Wildcat Mountain Music # 23 2010_06_21 )
The Country Music Hall of Fame and Museum曲 音悪い 録音年不明?
http://youtu.be/U40BG_NhI0g
SP盤から。音よい。
http://youtu.be/F0-n6d0akNg

Aunt Samantha Bumgarner "John Hardy" (Wildcat Mountain Music # 24 2010_07_04)
The Country Music Hall of Fame and Museum曲 音悪い 録音年不明?
http://youtu.be/B-_dFsBALPk

Eva Davis-John Hardy
Eva Davis作曲で録音は、共演だと思われる
http://youtu.be/gJKj12xm_tk

Aunt Samantha Bumgarner "Soldier's Joy"(Wildcat Mountain Music # 25 2010 08 21)
トラディショナル
http://youtu.be/8g2rZHwzgjE
スコットランド起源のフィドルダンス曲だそうだ。より聞きやすいが古いものを付す。
"Soldier's Joy" is a fiddle tune, classified as a reel or country dance. It is popular in the American fiddle canon, in which it is touted as "an American classic" but traces its origin to Scottish fiddling traditions, and Irish fiddle traditions.[citation needed] It has been played in Scotland for over 200 years, and Robert Burns used it for the first song of his cantata 'The Jolly Beggars'.

Gid Tanner & The Skillet Lickers-Soldiers Joy-1929
http://youtu.be/_p952jSLddg

Aunt Samantha Bumgarner (Wildcat Mountain Music # 26 2010-08-12)
曲名聞き取れず、調査断念
http://youtu.be/J8V6pmY9-0U

上の番組に含まれなかったもの。

Samantha Bumgarner and Eva Davis I Am My Mamas Darling Child
The Country Music Hall of Fame and Museum曲。フィドルとバンジョーのインストルメンタル
http://youtu.be/c_gbAiinIvU

面白いとか楽しいとは決して言えないくらいプリミティブだが、すでに紹介した20年代の男性フィドラーに対して、サマンサ・バンガナーとエド・デイビスは、黒人起源のバンジョーの全面的使用と、「ブルース」の名を持ちコード進行上もブルースに近い曲を持つこと、それと同時にイギリス(スコットランド/アイルランド)起源のダンス曲も演奏している点で、アパラチアン・ミュージックとカントリー・ブルースをクロスオーバーした演奏を最初に録音したミュージシャンと推定したいと思う。

次回からは20年代も活動しているかもしれないが、30年代にあの「ヒルビリー」ミュージックの名前とともに活動したミュージシャンに移ると思う。

坂本白痴が「カントリーが嫌い」というのは、起源から渾然としたものが、20世紀後半音商業化と人種問題の変化で、大きく分化した音楽の中に、それぞれの音楽の反響を聞き取る耳を持たないということを白状したも同然である。

これはエネルギー問題で、様々な立場をとりえることを無視して「反原発」というような人種差別的二項対立を持ち出した彼のとんまさと直結していると思われる。

おそらく、彼はニューヨーク在住だと思うが、東部エスタブリッシュメントの価値観をニール・ヤングと同じようにうっかり自然なものと思い込んだと思われる。
posted by Mondayota at 11:06| カントリー

2013年01月07日

カントリーロックで行こう #1 リンダ・ロンシュタットとグレイトフルデッドを少々

北区立図書館、月曜で休館でがっくりした。
東板橋図書館は開館していて、リンダ・ロンシュタットの70年代ものを借りることができた。「哀しみのプリズナー」(1975 Prisoner In Disguise)だ。またなぜか60年代の「The Stone Poneys」時代のものが板橋に2枚あるのも分かって予約した。これはレアものだ。しかし最初にチャートNo.1シングル「You're not Good」(邦題「悪いあなた」、とほほほ・・・)を出した「Heart Like a Wheel」(邦題「悪いあなた」1974)や、No.1アルバムとなった「Simple Dreams」(邦題「夢はひとつだけ」、ああいちいちめんどくさい。「It's So Easy」を含む。1977)見事欠けていた。しかし最初にアーロン・ネヴィルと共演した「Cry Like A Rainstorm, Howl Like The Wind」1989が板橋東図書館にあったので、借りた。ヒットした「ドント・ノウ・マッチ」以外は聞いてないのでうれしい。また、十条のブックオフで、リンダ・ロンシュタットの「Don't Cry Now」(1973年のソロ第4作)を500円で、グレイトフル・デッドのファースト(980円とともに)購入。「Don't Cry Now」はアサイラム移籍第1作で、プロデューサーが、J・D・サウザー、イーグルスの売れなかった西部劇コンセプトアルバム「ならず者」の「ならず者」のカバーを含む、カントリー趣味を前面に出したものである。「ならず者」の歌唱の評価は高いが、バッキングが大げさすぎである。全般に大げさである。なんとか「Heart Like a Wheel」と「Simple Dreams」くらいは入手して感想を述べたい。

今回のブックオフの買い物1489円が今年初の買い物(ミンティアを除く)である。なかなか幸先がよいと思う。おみくじ中吉だったのでよまずにほかした。


さて、問題はグレートフル・デッドである。ライブ・デッドを高校の時聴いてが〜んであった。あれを基準にロックのインプロビゼーションを語る奴がまだいるらしいのには憂鬱になる。
しかし1971年のカバーがたくさんのライブ・アルバム「グレイトフル・デッド」が大変良かったものの、それ以降のライブ盤は怪しいできである。「ワーキングマンズ・デッド 」とか「アメリカン・ビューティー」はよいとされるが、何しろデッドを遡及的に買うやつはいなかったのでそのままである。「ベスト・オブ・グレイトフル・デッド」は買ったが体調が悪く、大して聞かずに売ってしまった。
ファースト「ザ・グレイトフル・デッド」を聴くのは初めてであった。まだジェリー・ガルシアのギタースタイルは完成してないが、フィル・レッシュのベースはやはり絶品である。
ブルースナンバーも多いが、明らかにカントリー志向が出ていて、その典型が超有名なブルースをカントリーにした次である。ガルシアのギターもよい。

Sitting on Top of the World - Grateful Dead


だから、ドラッグなんて意味ないんだって。そんで港区のクラブ経営を朝日新聞が擁護するのはもっとでかい理由が必要だ。mixiのマリファナ・コミュに朝日新聞記者誘導されてんじゃないの?

オリジナルはカントリー・ブルースである。
The Mississippi Sheiks „Sitting On Top Of The World(Hawks - Jefferson - Simmons)


ミシシッピ・シェイクスは1930年代に影響力のあったフィドル、ギター・グループである。基本的にカントリー・ブルースを演奏したがさまざまな曲を演奏し、白人にも黒人にも人気があった。この演奏は、2008年グラミー・ホール・オブ・フェイムに入ったそうだ。
典型的なカントリーブルース・アレンジ
Sonny Terry & Brownie McGhee - Sittin' On Top Of The World


BOB WILLS / SITTIN' ON TOP OF THE WORLD


カントリーだと解釈するかもしれないが、リズムはシャッフルでベースがウォーキングベースだし、ギターソロはジャズであるから、渾然としたものだ。

ハウリング・ウルフのバージョンが、例のバージョンを決定づけた。


演奏は完璧にシカゴ・ブルースである。
あれのそれ。


こいつらのアレンジの間違いは、スローブルースにして、終始部に3小節のコードを付加したことである。スローブルースにする理由がないのは、今回の調査で分かった。
|G|C|G|D|

ニッティ・グリッティ・ダート・バンドによる完璧なカントリー・バージョン
Sitting On Top Of The World - Jimmy Martin, Vassar Clements, Nitty Gritty Dirtband


この中のアレンジで、グレイトフルデッドのバージョンはカントリー系統に入るが、イギリス人の型にはまったアレンジより全然よいと思う。ちなみにもっとはっきりとしたロック・ナンバーは、ガルシアが模索中でよいとは言えない。

「ゴーイン・ダウン・ザ・ロード」についでまたジャンルをまたぐ曲を発見した。YouTube恐るべし。YouTubeは違法ダウンロードのためにあるのではないことが証明された。



posted by Mondayota at 16:56| カントリー

カントリーで行こう #余談 ウェスト・コースト&カントリー・ロックのリスト

これから図書館巡りをしてくるので、そのためウェストコースト・ロックとカントリー・ロックのいずれかに属するとされる版をとソロミュージシャンを網羅的にリストにした。
「ウェストコーストロック」が日本産のファンタジーであるのに対し、カントリー・ロックはある程度アメリカでも通用したファンタジーで、当然「ウェストコースト」∪「カントリー・ロック」と「ウェストコースト」∩「カントリー・ロック」あるいは「フォーク」∪「ロック」と「フォーク」∩「ロック」の論争をするとめんどくさいので、網羅的に扱うことにした。
(「ウェストコースト」∪「カントリー・ロック」∪「フォーク」)∩〜「カントリー」
ということである。
ばかげたリストだと思う。カントリー・ロックに関する記述はでたらめをきわめる。
なんでかというカントリーというのがそもそも曖昧だからである。そのため「カントリーで行こう」シリーズをやらなくてはいけないのだ。
こんがらがった、オーディオの配線をほぐしているような気がする。

アーロ・ガスリー(ウッディ・ガスリーの息子)
イーグルス
イッツ・ア・ビューティフル・デイ
ウォーレン・ジヴォン
エミルー・ハリス
エヴァリー・ブラザース(1968年のアルバム "Roots")
キャプテン・ビーフハート
クィックシルバー・メッセンジャー・サービス
クリス・ヒルマン
グレイトフル・デッド
クロスビー・スティルス&ナッシュ
クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング
ゴードン・ライトフット
サンタナ
ジェファーソン・エアプレイン(ジェファーソン・スターシップ)
ジャクソン・ブラウン
ジェイムス・テイラー
ジョニ・ミッチェル
ジョン・デヴィッド・サウザー
スティーブ・ミラー・バンド
ストーン・キャニオン・バンド(リッキー・ネルソン)
スライ&ザ・ファミリー・ストーン
タワー・オブ・パワー
デッド・ケネディーズ
ザ・ディラーズ
ドアーズ
ドゥービー・ブラザーズ
トム・ウェイツ
ニッティ・グリッティ・ダート・バンド
ニュー・ライダーズ・オブ・パープル・セージ
ニール・ヤング
バーズ
ハーツ&フラワーズ
バッファロー・スプリングフィールド
ハーパーズ・ビザール
ファースト・ナショナル・バンド(マイク・ネスミス)
ヴァン・モリソン
ピュア・プレアリー・リーグ
フライング・ブリトー・ブラザーズ
ブラック・フラッグ
ブルー・チアー
ポコ
ボー・ブランメルズ
ボブ・ディラン
ママス&パパス
モビー・グレープ
ラヴ
ライ・クーダー
リッチー・フューレイ
リトル・フィート
リンダ・ロンシュタット
ロレイン・エリソン

やれやれ
posted by Mondayota at 10:43| カントリー

カントリーで行こう #余談 スタックス(メンフィス)

カントリーで行こうは、おそらく1950年代のビル・モンロー、ハンク・ウィリアムズJr、マール・ハガード、バック・オウエンスあたりが絶頂で、その後ロックン・ロールとの競合で敗北し「ロカビリー」というとんでもない言葉で黒人排除をはかる。カントリーだけを追うと、誤ってウィリー・ネルソン世代がカントリーの次世代にしてしまって、実際には1960〜70年代にはウェストコーストのカントリー派や恐怖の無意味語サザンロックが継承して、エレクトリック・ベースとドラムス、フェンダーテレキャスターからなる現代の陳腐なカントリー音楽シーンをつくる媒介をするのをあえて無視する解釈が横行していることを指摘するだろう。

その際イーグルスの影響力は莫大で、それは日本人に理解できないものである。

全世界で最も売れたアルバムはマイケル・ジャクソンの「スリラー」だが、アメリカ国内ではイーグルスの「ゼア・ベスト」であり続けている。それは全米初のプラチナアルムとして記録されているのである。日本人は、その後制作された「ホテル・カリフォルニア」の皮肉交じりのハードロックがお好みだろうが、実際は「ゼアベスト」のカントリー趣味のポップスがアメリカのイーグルスなのである。「ゼア・ベスト」からは、ヒットチャートを飾った曲だけで、バニー・レドンとランディ・マイズナーのカントリー趣味一色の曲は入っていない。
イーグルスがカントリーミュージック色を消してハードロック化した一方で、多くのいわゆるサザンロックがブルース色を減らしてカントリー化して消滅のきっかけを作ったのも確実である。
例外はグレートフルデッドで、1970年以降ブルース色はサウンド面でも消え失せ、カントリーの影響を直接間接で残し、ジェリー・ガルシアが亡くなるまで変らなかった。まったくヒットチャートと関係ないライブ中心の活動がそれを可能にしたのだろう。

さて、それもいつか詳しく扱うだろう。
「サザンマン」のイメージは、アメリカのニュース映像ではポピュラーなものだった。今から思えば、それはヤラセだったと見破るべきだった。僕が見ているのだからそれは1970年代の映像だったからである。東部やハリウッドのリベラルはそういう野蛮な南部白人を非難することで、ベトナム戦争から少しでも目をそらす画策をしたのだと思う。別にKKKがベトコンを殺しているわけではないのに、何もかもごっちゃにして自分は正義だと言い張るのは、「反原発」バカと同じである。

なぜ1969年に、オールマン・ブラザーズ・バンドがデビューしたかは歴史的因果性がある。まずスタックス(Stax)レコード自体メンフィスの白人が経営する黒人をメインにしたリズム・アンド・ブルース系のレーベルで、資本的にはリズム・アンド・ブルースの一大レコード会社アトランティックの傘下だった(のちにトラブルの原因になるのだが)。まずスティーブ・クロッパー、ドナルド・ダック・ダン、なんとドン・ニックスも参加したマーキーズ(The Mar-Keys)がブッカーT&MG’sの前身である。メンバーの入れ替えがあったとしても1961年から1971年まで活動している。MGs名義では1965年から、メンフィスホーン名義ではエルビス時代からスタックス=アトランティック以外にドゥービー・ブラザーズやらなにやら外部のミュージシャンとの共演は多岐にわたる。ニール・ヤングのお友達スティーブン・スティルスと1971年(サザン・マンの翌年)アルバムを制作し、ツアーに同行している。
カントリーで正気を失いそうなので、余談としてスタックス・サウンドを聴きたい。

THE MAR-KEYS - Last Night


Green Onions - Booker T. & The MG's


Sam & Dave - Soul Man


Try A Little Tenderness


リズム&ブルースは、公民権獲得後、「ブラック・イズ・ビューティフル」路線でモータウンが勢いを得ることになるがそれは割愛する。

このスタックスの活動だけでも、ニール・ヤングのへたくそな演奏引っ込んでろ状態だが、オーティス・レディングの1967年の死亡(飛行機事故)で、マネジャーのフィル・ウォルデンのジョージア進出を決断させてカプリコーンレコードが設立され、スタックス・レコードやマッスル・ショールズ・スタジオにセッション・ミュージシャンとして出入りしていたデュアン・オールマンが、中心になってアトランタやフロリダのセッションミュージシャンを集め、カリフォルニアにいってデビューを目指していたグレッグ・オールマンを呼び戻して、1969年の1stのリリースとなるのである。

その他レオン・ラッセルやデラニー・ブラムレットは全米では売れないロックン・ロール・ミュージシャンとして1960を通じて活動し、レオン・ラッセルの抜群のプロデュース能力はベンチャーズのレコーディングにまで及んでいたそうである。

ちなみにマイナーミュージシャン、ボビー・ウィトロックは、デラニー&ボニーがスタックスから引き抜き、ドン・ニックスはスタックスからでてレオン・ラッセルの影響でソロとして活動開始、カウボーイは、デュアン・オールマンの口利き一発で、カプリコーンから「5'll Getcha Ten」をリリースと言った具合に、なんら東部や西部とは関係なく地道な活動を開花させたが、まあロック自体が、地味な彼ら向きではなく、ビッグビジネスになってあっという間に衰退し、スタックスもカプリコーンも1970年代に倒産納期目に遭うのである。

昨日若干ウィストコースとのバンドの動画見たが、下手、アマチュアというのは、CCRと他のサンフランシスコバンドを対比させた場合と同じである。

基本的にロサンゼルスだろうとサンフランシスコであろうと、R&Bないしブルースの無理解がフォーク&カントリー・ミュージック・スタイルを取らざるをえなくしたと思われる。ロックン・ロールに対しても、ポップスとしか思わなかったのだろう。

しかしジョージア出身だがリトル・リチャードはロサンゼルスに引っ越して活動していたのだから、ウェストコーストの連中に黒人差別があったのは確実だ。口では何とか言っても音から分かるのである。なのでニール・ヤングよ、汝を知れ、としか言葉がない。まあいやいやながら時間をかけて浪費しないよう、あほくさいウェストコーストは聞く。
posted by Mondayota at 09:38| カントリー