2018年01月16日

ゴールドフォイル調査終了、機材大放出中

電磁気データは報告した。その後スペクトラム解析を重ねたが、有意なデータを取ることができなかった。それでかなりがっくり。楽器の音というのは、非常に複雑で倍音成分比だけからは何もわからないと痛感。よほど大領のデータを取って、何か違いを生むかについての全然別の研究が必要だ。それは理論的にシンセサイザーで倍音を複合することはできるだろうけれど、実際にはできないため、サンプリングにシフトした事情が裏付けになるだろう。

もう部屋が機材でいっぱいになったので、数日前から一斉に放出作業に取り掛かり、ギター7本、アンプ1台を放出準備作業を終えた。

結果ギターはストラト4台、テレキャス1台、アイバニーズ1台、ビンテージ1台だけになった。

ストラト4台のうち2台はピックアップをゴールドフォイルとP-90に交換するので、ストラトは2台になるが、うち1台はスライド専用にした(オープンG)。なんとちょっと高めのストラトを別途入手予定で、それが来たら、残った1台のストラトもゴールドフォイルに交換するつもり。ゴールドフォイル1台は自分用で、もう1台は放出用。結果、マシなストラト1台、安物ゴールドフォイル1台、オープンGギター1台、P−90ギター1台になる予定。アイバニーズはよくはないが、ハムバッカーギターとしてサンプル。テレキャスは中華アルニコVピックアップに交換するかもしれない。交換作業は2月いっぱいを予定。

来週からゴールドフォイルホームページを制作するつもりだが、あまりやる気が出ない。

とにかくその前に部屋を片付けたい。

この間ギターやアンプ以外に、コンプレッサー、オーバードライブ、簡易アンプシミュレーター、簡易マルチエフェクターを買った。さらに9000円で調整済み学校用アコーディオンも買った。クラシックマンドリン改造もあるしね。マイナー楽器は老後の楽しみようだ。もうこれ以上買わないけれど。エレキギターノリノリでじゃんじゃん引いているのはイメージとして情けないと感じるのでね。

ビンテージ収集で残ったのは、ハーモニーピックアップのテスコEP−9、名機らしいテスコ・ラップスチールモデルL、SUPROラップスチールだけである。ゴールドフォイル関連ギターは一切残らない。

ゴールドフォイルギターは60年代前半で、レギュラーゲージ仕様でネックが太く、いろいろ理解しがたいところがあり、実用性がないのだ。それに対してEP−9やラップスチールは完成度が高くて実用的なのだ。

改造用に桜楽器のSELDERというブランドのストラトを1000円で買ったが、これが音がいい。フェンダー・スクワイア―には及ばないが、残りの安ストラトが情けなくなるほど音がいい。なんでも楽天で一番売れているエントリーギターという話だが。制作年代によって下請けが変わるため一概には言えないが、悪くはない冗談である。
posted by Kose at 11:26| ギター

2018年01月06日

ゴールドフォイルギターの電磁気データ測定終了

もう半年やってきたゴールドフォイル・ギターの調査も終わる。
電磁気データだけでなく、スペクトラム解析用の録音も終わった。
データ収集は終わった。
明日スペクトラム解析をやる予定。その結果で面白ければそれで終わりだけれど、有意な解析ができなければ、録音をさらに方法を変えてやるかもしれないが、基本的に非常に単純な作業で、数日中に完了するだろう。
これでテスコのギターうっぱらって、部屋を広く使えるようになる。
TEISCO-MITSUYA-test-guitar.png

TEISCO WG-2L.png

TEISCO SS-2L.png

ZEN-ON Audition.png

TEISCO SM-2L.png

Vision.png
posted by Kose at 20:36| ギター

ゴールドフォイル調査の補足動画撮影終了、あとは数値データだけ



これは、一連の補足動画を連続的に撮影して、つなげて、コンデンサーマイクで収録したオーディオファイルと同期させて、とりあえず、保存したものを、動画ファイルとして暫定的に出力しただけのもの。
1.開放弦のスペクトラムデータ採取の模様
2.コード音色の比較のための動画
3.おまけ。なんちゃってブルース

今日明日、数値データを採取して、ゴールドフォイル調査は基本的におしまい。
若干補足の写真を、ギターを放出する前に撮影するかもしれない。

2月までにデータをまとめて専用ホームページに公開するつもり。

ゴールドフォイルの理解は通常ほとんど間違っていて、素のゴールドフォイルがどんな音かを明らかにするのは史上これが初めてだろう。

ゴールドフォイルを通称だが、対象の性格を誤解なく表す言葉をつくれば「フラット・フェライト・ピックアップ」だろう。あるいは「非ポールピース・フラットフェライト・ピックアップ」といえばもっと正確だ。ポールピースは、たとえビスがついていても何の役割もない飾りである。特徴的なゴールドフォイルがのぞく穴も無意味である。

例外は、テスコのブラックフォイルのフェライト磁石に直接つけられたスチールの似非ポールピースで、それは音の特性にかなり影響がある。

コイルも磁石もなんにも特別なことはなく、平たい安いフェライト磁石に平たいコイルを合わせたものだ。そんなものが何万円もの値段がつけられて流通しているのは異常だ。道具があれば小学生でも何千円かで作れる程度である。

詳しくはホームページで書く。

ほぼゴールドフォイルについてのコレクターやミュージシャンの御託派根拠のないたわごとだと思っていいと思う。

ライ・クーダーだけは、アコースティックに近いサスティーンと音域の広がりのあるクリーントーンを得たいという切なる望みがあって、選択したのは確実だ。あとの奴は知らん。
posted by Kose at 09:08| ギター

2017年12月29日

無修正動画 TEISCO WG-2L ”Autumn Leaves"



こんなのたくさん撮影しました。
同時にマイク録音しましたが、録音した音声ファイルと動画ファイルが、動画編集ソフトで同期しない事態に遭遇。新しい最新鋭動画ソフトダウンロード購入して、調整法を研究中・・・
posted by Kose at 20:42| ギター

2017年12月24日

ゴールドフォイル・ピックアップのテスト動画仮編集版

ライ・クーダーでも、ゴールドフォイルの音というのが丸出しという演奏があるわけではなく、テスコのゴールドフォイルのクリーンな音がどんな音で、それが他のピックアップとどう違うか、まともに知っている人は非常に少ないだろう。なのにゴールドフォイルにローラー社は2.8万円だ。
第一にゴールドフォイル搭載ギターは1965年以前のたいへん古く、日本のギター製造技術も洗練されていない時代のものしかない。よほど本状態が良くなければ、ギター自体がちゃんと鳴らないし、またネックが太く、弦高が高く、ハイフレットは弾きにくい。このためLegendストラトにゴールドフォイル、テスコとミツヤ両方を搭載し、最低限現代的なギターで使用した場合どんな音がするかを明らかにするためのテストだ。
ストラトのフロントピックアップとの違いはアンプの設定で大きかったり小さかったりする。だが、ゴールドフォイルは低音から高音までフラットに出るのに対して、ストラトは一定の高音にピークがって、それより高い音はノイズに聞こえる。このためゴールドフォイルは「透明感」があると評されるのは正しい。また位相の異なる周波数を拾うため、「空間的」と評されるのも正しい。中〜高音にピークがないため、「深い低音」が出るというのも正しい。結果的に、ハムバッカーとシングルピックアップを合わせたような特徴があるのはほぼ確かだろう。
物理的に平板で広いフェライトマグネットの磁場で振動する弦がコイルで電流を生じさせるため、ポールピースタイプとは違って、周波数の成分が複雑なのだ。この平板で広いフェライトマグネットを意図的に利用したピックアップをすべてゴールドフォイルタイプのピックアップと呼んで差し支えなく、この動画でもゴールドフォイルではない2つのブラックフォイルを取りあげている。ニュアンスは違う部分があるが、あきらかにゴールドフォイルの派生形と主張できることも示した。
ライ・クーダーが使用したから、ゴールドフォイルだけがもてはやされ、高額で取引されるが、別にミツヤ製も、ブラックフォイルも、現代的に使用する限り、類似の音の価値があるのであって、テスコのゴールドフォイル過大評価は噴飯ものである。

posted by Kose at 17:41| ギター

2017年12月03日

ゴールドフォイル・ギター・クリーントーン比較プレテスト動画、「枯葉」

専用ホームページに掲載するための動画の試験的作成結果です。
まだギターが弾けてないし、2本残っているし、2本ピンボケですが、ほぼ意図通りのものができました。来週ホームページ公開に向けて全力傾注したいもんです。
アンプは修理用のマーシャル30Wです。出力が大きい方が、クリーントーンにはよい感じがしたので。

Goilfoil-pretest from 中村 こうせい on Vimeo.

posted by Kose at 20:15| ギター

2017年11月25日

ラップスチールの名前

漫然と買ったので、ラップスチールの本当の名前が分からなくなりました。
Googleによって調べなおしました。
テスコ
IMG_4714.JPG

【上】ブラック TEISCO model-M
このタイプに正確に一致するものが見つからなかった。ほぼ同じだけど、ノブの位置が違ったり、カバーの長さが違ったり。これはコレクターズアイテム。
修理箇所は、ロゴのとめピンがなくて接着、ポット支持の金属パーツが外れていて、はんだで固定。PUの配線が取れかかっていたのではんだやり直し。
これは音でかいし、響くし、下と似ているが、おそらく当時高級機種で、アメリカで通用したもの。50年代末だと思われる。
この流線型デザインが、テスコ初期ソリッドギターSSシリーズに直接使われている点が重要。『日本のビンテージ・ギター』は、ラップスチールの存在を無視しているため、グヤとテスコの評価が間違っている。ともに先にスチールギターとアンプのメーカーだったのだ。つまり電気系の。反対にフジゲンやマツモクは木材目加工メーカーだったのだ。形とブランドに血迷っているコレクターは、もう出鱈目である。

【下】クリーム Teisco nodel-7
色違いですが、J-guitarsで確認できます。適当な名前を付けているブログもあるので混乱します。
https://www.j-guitar.com/product_id1134995.html
1950年代後半〜1960年前半のテスコ製、ビザールなラップスティールです。

これはスチューデントモデル。

SUPRO 特にモデル名がないらしい。1945〜1950年頃、終戦直後のものである。日本がGHQの統治下にあった時代のものである
IMG_4446.JPG

これはスチューデントもでるなんではないか?もっとモダンなデザインのもある。ビンテージものという評価は捨てて、本来専用ケーブルを探すべきだったが、Valco社のPUの音を聞く目的で、標準フォーンプラグを付けた。アルミ製からステンレス製に変更した。まだ弾く時間が見いだせないでいる。
posted by Kose at 05:56| ギター

2017年11月21日

ゴールドフォイル最終段階に

試奏テスト動画撮影を2種類にわける。
1)テスコVSミツヤ Legendストラトで比較
2)オリジナル状態でのゴールドフォイルギター試奏

これはテスコとゼンオンのギターの鳴りが極端に悪いので、それだけを現代ギターボディで鳴らしてみる企画と、オリジナルボディの簡単な音色を紹介する企画に分ける。オリジナルボディのうち、VisionとSM2Lは1と比較する。
これで、もはや試奏動画撮影、録音にもう入ることができる。少しギターの練習しないと。
録音の方は、音声データ解析にも使えるよう録音する。
2日で1本の計画で、今後進めたい。

追加
またゼンオンのゴールドフォイルギター、ジャンク落札。
ストラトボディでテスコと区別がないことを確かめたので、売却用に、安ストラトとゼンオンPUでゴールドフォイルキャスターを作り、2本売る。ただし、ピックガードは別途7000円必要。エスカッションの合理的方法を考えないといけない。スクワイアかフェルナンデス辺りの安い奴でよろしい。
ギター5000円、加工7000円、PU13000円、合計2500円が実費。30000円で出品(元のギターによる)。売れるつもりはないテスト。関心の度合いを見たいだけ。
posted by Kose at 05:12| ギター

2017年11月19日

ZEN−ONタイプ・ゴールドフォイルPU、レジェンドストラトに装着作業途中

ZEN−ONタイプのゴールドフォイルは、エスカッションを外して装着することにした。それでもストラトのザグリ横幅ぎりぎり。このため、縦に若干の(6mm)のエスカッションのついた横幅ぎりぎりの底板をアルミ板で作成して、少し長い小さな木ネジで(これまでのジャンクでたまったもの。たぶんペグのネジだと思う)、テスコを付けたのと同じ台座に留めることに成功した。テスコはリアに仮付けした。そこまでで今日の時間全部使い果たし、配線と音出しは明日にすることにした。試奏公開の準備も基本的にできたわけだ。明日はテスコとミツヤと同じギターで比較するという、前例のない実験ができてたいへん楽しみだ。ちなみにVisionタイプブラックフォイルはネジサイズまでミツヤと同じであることが分かった。これでネジ位置が同じなら、VisionのPUはミツヤ製であると結論していいだろう。大変だったが、収穫の多い一日だった。
posted by Kose at 20:58| ギター

2017年11月18日

SUPRO Lapsteel ジャック改変・修理成功、見事な音とサスティーン

2日間かけてジャック用の穴を本来のジャック(専用)の脇に開けて、慎重に削って、ジャックパーツが入るまでお昼までに整えました。サウンドハウスで買ったジャック用プレートにRがついていたので、ジャンクのテスコのアルミ製ピックガードのジャック部分から適当な大きさで長方形に切り出し。バリを取って、4か所ネジ穴をあけました。出音テストで使ったリード線をジャックにはんだ付けした上で、ジャックを装着。

解体していたピックアップを含むプレートを組みなおして、ネジ止め。

弦を張りなおして、チューニング。

アンプに繋いだシールドのプラグをジャックに挿入。

アンプをオン。

はい弦の音が鳴りました。

IMG_4760.JPG

開放弦の音、C6チューニング。テレビ音が入ってます。
長いサスティーン。

SUPRO-sound from 中村 こうせい on Vimeo.


posted by Kose at 17:31| ギター