2017年01月11日

【理研】故笹井芳樹氏の技術、iPS細胞で進展

iPS視細胞移植、失明マウスが光に反応 ヒト応用へ
朝日新聞 阿部彰芳 2017年1月11日03時10分
http://www.asahi.com/articles/ASK156J0JK15PLBJ002.html
 iPS細胞から作った視細胞を失明したマウスの目に移植し、実際に光を感じさせることに理化学研究所の万代道子・副プロジェクトリーダーらが成功した。失明につながる難病の治療を目指し、2年以内に臨床研究を申請する計画だ。
 米科学誌ステムセルリポーツに11日発表する。光は網膜の中の視細胞が感じ取り、脳につながる神経に信号を送る。視細胞は、信号を脳に伝える神経の層と、これらの活動を支える色素上皮細胞の層に挟まれ、体内で新たに作られないため、病気で壊れると視力を失う。
 グループは、理研の笹井芳樹氏(故人)らが開発した、網膜を試験管内で作り出す技術を応用し、マウスのiPS細胞から未熟な状態の視細胞を作製。視細胞を失ったマウスに移植すると、目の中で成熟して正常な視細胞のようになることを突き止めていた。
 今回、移植から1カ月以上たったマウスの目から網膜を取り出して調べると、視細胞が移植先の神経とつながり、光をあてると信号が流れることを確認。マウスの行動テストでも、約4割が光に反応することがわかった。
 グループは次の段階として、ヒトのiPS細胞から作った視細胞の効果や安全性を動物で確認できれば、遺伝が原因で視細胞が壊れる網膜色素変性の患者で臨床研究を始める。万代さんは「移植がうまくいけば、病気の進行を遅らせたり、視力を部分的に回復させたりできる可能性がある」と話す。網膜色素変性は国内に約3万人の患者がいるとみられる。根治治療がなく、カメラで得た情報で神経を刺激する人工網膜や遺伝子治療が試みられている。
 理研では、色素上皮が傷ついて物が見えづらくなる加齢黄斑変性の患者にiPS細胞から作った色素上皮を移植する臨床研究に着手し、2014年に世界初の手術に成功している。(阿部彰芳)
posted by Mondayota at 06:05| 日記

2017年01月07日

女王バチと言うより産卵バチ、余談:小保方さんの文体

ネッサ・キャリー『エピジェネティクス革命』を読んだというより一通り目を通した。400pもある。途中読まなかった章もある。もう少し知識があるなら本当に面白い本なんだと思うけど。

Amazonにリンク


トラウマについてのラットとマウスにおける海馬と副腎の間で行われるサイバネティックな安定が崩れるようにしてストレス耐性のあるなしが決まり、そこにまあ説明できないが、メチル化が関わっているというのはたいへん面白い。脳科学では、海馬と扁桃体での記憶と感情の結びつきでトラウマが説明されると思うが、確かにその程度の場合もあるだろうけれど、育児放棄された子が受けるような成長段階でのトラウマは、もっと固定的なんであろう。これによって救われるのは、トラウマは生化学的現象の基盤があり、「無意識」とか訳のわからないものを必要としないだろうと言うことである。もちろん脳で起こる電気信号やその他化学反応を人間も動物も「意識」できないのは当たり前である。この話をするとサール先生の話になるのでやめておく。

第14章はハミルトンやドーキンスで有名な真社会性昆虫、ミツバチの社会的文化についてで、これまで読んだ本の中で一番詳しかった。
子はハミルトン、ドーキンスらが主張するように姉妹ではなく、クローンである。血縁度は3/4ではなく1である。キャリーは詳しく書いてないが、女王バチは複数の雄と交尾するので、巣の中は1/2のクローンが等しく養育されているのではないかと思われる。1/2と3/4に区別はないように思われる。サルのように他の雄の子を殺してしまうというような(おそらくメスの発情の条件なんだろう)こともないだろう。
さて、幼虫は最初の3日間等しくロイヤルゼリーを与えられるが、それ以降女王バチだけがロイヤルゼリーを与えられ続ける。これが同じ遺伝子をもつ幼虫が、ほぼ変体に近い身体的変化を呼ぶのである。なので女王バチと働きバチはエピジェネティクスの結果である。これはすでに特定の遺伝子をノックアウトする手法で実験されていて、ノックアウトされる部分はメチル化されて以降発現しない遺伝子領域といえるのである。
女王バチと働きバチというのは昔の呼び名で、実のところ産卵バチと労働バチといったらいいんじゃないかと思った。女性が輝く社会なんでしょう?
であるから利他性は、餌をやる育児システムによってエピジェネティクス的に作られていると言うべきで、利己的遺伝子は、これをもって終焉したと思われる。

たいへん難しくて面白いところしかわからなかった。
次もまだ生物学ではあるが、生物学自体ではなくて「生物学の哲学」という分野だ。すでにその重鎮であるエリオット・ソーバーの『進化論の射程』は読んだのだが、それにおける統計理論の重要性をまるで理解していなかったので、もっと入門書、森元良太等『生物学の哲学入門』勁草書房、2016年8月を読もうと思う。これは図書館にあったが、ソーバーの別の2冊の翻訳、生物学の哲学の基本書『セックス・アンド・デス』は手に入らない。う〜ん、本の値段が高いので、一旦森元の本で、当分生物学は止めにしたい。


小保方さんの記事は特に刺激的でないけれど、文体は『あの日』とまったく同じなので面白い。そして料理がね、科学の代わりになっている感じがするよね。

「新鮮な金目鯛をいただいて一緒に夕食。金目鯛に包丁を入れた時の感覚で突然沸き立つように頭が冴えた。何かを呼び覚まされたような感覚。魚をさばく以外の何かの感覚に似ていたのだと思うけれど何に似ていたのか思い出せない」

「私にお菓子作りを教えてくれたマドレーヌ先生のことを思い出した。マドレーヌ先生のレッスンではハンドミキサーを使わずに手で泡立てるように教えてくださったので、私は未だにハンドミキサーを使うことができないでいる」

「ソース作りのリベンジをすることにした」

「ここ数日豆乳ヨーグルトの調子が悪かったので乳酸菌の調整からやり直した。ヨーグルトが固まると毎回地味に感動する。数日かけて数種類のロットから厳選したヨーグルトは、味、食感ともにこれまでで最高のできである」

冒頭に小保方さんの写真とされる日記の実物の写真が地味にある。『あの日』の正確な記述は日記に書かれていたものが大きいのだ、といわんばかりに。
posted by Mondayota at 18:39| 日記

何をやっているんだかわからない

Python
GUIで円を描く
>>> from turtle import *
>>> for cnt in range(36):
>>>... forward(20)
>>>... left
>>>...

これをインタラクティブシェルで、入力せよと教科書に書いてあった、テキストエディターでできる「改行」ができないので、いきなり行き詰まってしまった。しばらく散歩・・・
インタラクティブウィンドウでの「改行」は「Shift+Enter」である。ネットで調べようかなと思ったが、たまたま、よくあるパターンなので試したらできた。
「...」はインデントの印で(二次プロンプトとも言うらしい。>>>が一時プロンプト)最後の「...」+Enterで入力終わりである。
こういうたまたまできたというのは科学じゃないのか?
STAP細胞にいちゃもんつける奴は、絶対に許さないんだろうな。ソースを示せとか!!!
だがPythonのドキュメントには何事もないようにスルーされているじゃないか。
しかも教科書は「タブ」が使えないと書いているが、実際には「タブ」キーは使えた。
なんとアホウなSTAP細胞背景論議みたいである。この場合は、バージョンの問題でそうなったということなんだろうけれどね。一番新しい本を買ったのはこういうことがないように何だったんだけれど。

SnapCrab_CPython34Pythonexe_2017-1-7_12-50-19_No-00.png

SnapCrab_Python Turtle Graphics_2017-1-7_12-50-30_No-00.png

インタラクティブシェルでGUIで円を描きました。なんかBASICやっているみたいで少し懐かしい。

ポパーの反証主義は間違っているからね。上のように正解が多数ある場合、反証はできない。ポパーはアホウだから「すべての黒人は黒い」は「白い黒人」の一人の存在で否定できるって言うんだ。だが黒人にもアルビノがいて、白い黒人はいるが、「すべての黒人は黒い」が反証されるわけではない。この場合「アルビノでないすべての黒人は黒い」としよう。だが、スーダンの事例で知っているが北アフリカのアラブ人と混血は赤いとよばれ、ナイル河畔の黒人は青いと呼ばれるのである。こうなると「黒人は黒い」という命題自体どの観点で言われるのかということになる。最近知ったことだが、DNAの違いでは黒人と白人ないし黄色人種より、アフリカの黒人間の違いの方が大きいそうだ。だから遺伝的に白人や黄色人種は、「黒くない黒人」と呼ぶべきであろう。だがそういう話を生物学者がしているのは聞いたことがない。

ネッサ・キャリー著『エピジェネティクス革命』丸善出版、2015(原著2011)はたいへん面白いし、完全に専門家向けではないのだが、途中から恐ろしく専門的な化学記号が登場して、ページをめくるたび次々忘れていくのに気づいた。
今、脳とエピジェネティクスの話の部分を読んでいて最高におもしろい。ラットでのトラウマ実験というのがあって、生まれて1週間のあいだ親になめられたり毛繕いされないと、された子よりストレスに過敏になるという話なんだが、それはエピジェネティクスじゃなくてもありそうである。しかしこれは海馬と副腎のあいだのコルチゾールというもののサイバネティクス的抑制機構が成立するか、しないかという物質的基盤があると言うことがエピジェネティクス的と言うことである。脳科学者は海馬の話は大好きだが、こういう話を読んだことがない。
この章を読み終わったらもう何が何だかわからないので読了と言うことにする。
ちなみにキャリーさんは女性である。リケジョである。ES細胞やiPS細胞についてもこれまで読んだどの本より親切でわかりやすかった。

『ジョン・サール』は面白いが、やはり毎日やると睡眠に影響が出る。隔日でやることにしたい。昨日は何もやらなかったので今日は翻訳当番の日である。

いろいろ忙しいが、Ibanezのギターに弦を張ったら、2弦の10フレットがほぼ削れちゃって、たいへん弾きにくいことがわかった。フレットの打ち直しって3万円安くても2万円くらいするのだが、Ibanezのギター2.8万円だったので打ち直しはありえない。まあすぐ何か必要と言うことはないので、BPOの勧告で、気分がよくなったら何か買いたいなと地味に思っている。

いったい何をやっているんだか???
posted by Mondayota at 13:39| 日記

2017年01月06日

母が突如お話、伊丹の掘抜帽体株式会社をネットで調べた

母がさっき、突然お話を初めて、「兵庫県の伊丹で、16〜17歳の時、掘抜帽体株式会社で働いて楽しかった」と語った。フェルトと帽子の会社らしいがいまいちはっきりしないのはしょうがない、93歳だからな。

調べてみた。
地域研究いたみ一覧
http://www.city.itami.lg.jp/SOSIKI/EDSHOGAI/EDMUSEUM/1392452269467.html
なんと地方史に次なる記事のタイトルがあった
地域研究いたみ22号
目次
近世伊丹における興行と町政の成熟−在郷町の大衆芸能の展開と自治への関心から−(大国正美)
調査報告 伊丹市域の行者講−北河原を中心に−(三枝芳美)
史料紹介 湊町天王講永代帳(2)(下久保恵子)
いたみ随想 三重県名賀郡青山町と伊丹市掘抜帽子製作所社長掘抜義太郎 (越山邦夫)
平成5年3月発売
260円


また「伊丹今昔」というPDFに次の記述があった。
http://www.itami-bunkazai.jp/itamity/pdf2/itamity31_02.pdf
(伊丹市行基町は)大正二年に、現在伊丹高校があるところに旧制の伊丹高等女学校が建てられたり、現フジコーの前進である「掘抜帽子会社」が設立されたことなどから開発が進み、住宅地として発展した。

中学校教科等研修講座(美術科)
http://www.itami.ed.jp/h25/shuroku/h25_no54/pdf/3kensyuu/2ippann-kensyuu/1kyoukatou-kensyuu/1kyoukatou-kensyuu-kouza/1-1-16j-bijyutsu.pdf
また、昭和のはじめ設立された掘抜帽子製作所. は東洋一の帽子工業を伊丹に出現させた。

掘抜帽子株式会社なのか製作所なのか地方史でも統一されてないので、母の記憶がごっちゃなのかというとそうでもない可能性がある。文の切れ目がわからないが、「ワイヤーロッド株式会社掘抜帽子製作所フェルト帽体」という会社の「フェルト帽体」を掘抜帽体と通称していたかもしれないからである。

神戸大学図書館システム
大阪朝日新聞 1938.9.6(昭和13)
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentViewM.jsp?METAID=00205481&TYPE=HTML_FILE&POS=1
輸出貿易の振興へ 続々と特殊取扱の保税工場税関積極的に乗出す為替管理法と輸入制限法によって原料に払底を来し、輸入原料による加工輸出貿易に障碍を来しているので、大蔵省では特殊取扱保税工場制度によって輸出貿易の振興をはかろうとしている。
これによると保税工場以外の輸出を建前とする町工場でも、輸入原料を内地消費に向けないという約束のもとに特殊取扱をうけると、原料の輸入に当って為替管理や輸入制限が緩和されるのでこの便法が制定されてからは業者の利用するものが漸次増加しつつあり、本年三月以降この特殊取扱を申請していま特殊取扱保税工場として承認せられ着々その実績を収めているもの全国で三十余工場に上っている、これらの工場が輸入する原料は一年間に四千万円、この原料によって製造せられ後日輸出向きとなる製品は約八千万円見当でその結果はかなり注目されている。
兵庫県下でも既にその承認をうけている工場は日本鉄線鋼策株式会社(武庫郡大庄村)亜鉛鍍鉄線、鉄条網撚合線 中山半(同上)亜鉛鍍鉄板、薄鉄板 日本亜鉛鍍鋼業株式会社(同上)、亜鉛鍍鉄板、棟板があり、さらに神戸税関にこの扱いを申請中のものに王子修一(神戸灘区味泥町)ワイヤーヘルド 株式会社神戸製鋼所(神戸葺合区脇浜町一丁目)ワイヤーロッド 株式会社堀抜帽子製造所(川辺郡伊丹町)フエルト帽体
などがあり、これに関する照会も同税関宛に続々あらわれているが一般にまだその主旨が徹底せず、期待していたほどにも申請がないというので神戸税関では積極的にこれに乗出し、海外収支のバランス修正を助成することとなった。
保税工場とは
輸入原料による加工品の輸出貿易の伸張をはかるために許されているものでその許可があれば原料の輸入に際して徴税せられることなく、たとえそれが輸出に当って戻税せらるべき原料であっても複雑な手続をはぶくことが出来る。


母は大正12年(1923年)生まれなので、16歳の頃は1939、年昭和14年でまだ戦前である。
あれ?以前の話では戦時中ということになっていたんだが、そうではなかったことがこの期に及んで判明した。裁縫学校修了後正式に就職したらしい。なんだか、その会社の中にコーヒー店が出店していて、ハイカラな生活をしていたらしい。母はどうも女性用のフェルト帽を作っていたようだ。伊丹に一人でいたので寂しくて18の頃に故郷の福井に戻ったということになる。それは昭和16年。つまり開戦の年ということになる。

なんとか整合性がとれたと思われる。だからどうしたと言うことだが、ぼくが覚えていられないのでブログに残しておくことにする。
posted by Mondayota at 15:54| 日記

【神戸新聞NEXT】脳梗塞で死んだ細胞再生 兵庫医科大、定説覆す発見

生物学の本を読んでいると脳の神経細胞は誕生直後が最大で、その後死ぬまで再生されず、たぶん学習とともにいらない細胞が除去されると言われている。
なので、幹細胞なのかはわからないが(記事では多能性は低いと書いているが)、たとえば毎日再生している肌の細胞などとは異なり、「脳の神経細胞が再生しない」という定説を覆している。
これが骨髄の血液幹細胞のような(不活性の)生体幹細胞なのか、脳神経のダメージで起きるSTAP細胞に類似の現象なのかどちらかというと、不活性生体幹細胞の刺激惹起性幹細胞というグレーな感じの形容になっちゃうんだろうか?「血管の周囲の細胞が脳の一大事を受け、神経細胞などに変化できる「多能性」を獲得している」というんだからね。
だから定説を覆すのは二段階で、脳細胞は再生しないことと、脳に多能性細胞が生じることである。幹細胞だと次の理由でそれはそれで困る。脳神経細胞が再生しないのは、脳の安定性が重大だからだろうとされているからである。
脳神経細胞は、ダメージを受けた部分の機能を他の部位が肩代わりする形で機能を修復するという可塑性の話はよく知られている。ぼくの母も一昨年、脳梗塞で、左半身とろれつがダメージを受けたが、なんとなく直ってしまった。痴呆は治らないんだけどね。
今後の研究を待ちたい。

脳梗塞で死んだ細胞再生 兵庫医科大、定説覆す発見
神戸新聞NEXT 1/5(木) 7:30配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170105-00000002-kobenext-sctch
 兵庫医科大(兵庫県西宮市)のグループが、脳梗塞の組織の中に神経細胞を作る細胞があることを発見し、それを採取、培養して移植することで、脳梗塞で死んでしまった脳細胞を再生させる研究を始めた。死んだ神経細胞は再生しないという定説を覆す発見で、グループは「今後2年余りで、臨床試験の前段階まで持っていきたい」と話す。(武藤邦生)
 脳梗塞は脳の血管が詰まり、脳の神経細胞が死んでしまう病気で、後遺症が出ることも多い。その組織の中に神経細胞を作る細胞があることを、同大先端医学研究所の松山知弘教授、中込隆之准教授らが2009年、マウスの実験で発見。15年には、血管の周囲の細胞が脳の一大事を受け、神経細胞などに変化できる「多能性」を獲得していることが分かった
 体のさまざまな細胞を作れる多能性幹細胞といえばiPS細胞が有名で、それに比べると発見された細胞は多能性が低いと考えられるが、体内で自然に生まれる。グループは重症の脳梗塞を起こしたヒトの脳でも存在を確認し、「iSC細胞(虚血誘導性多能性幹細胞)」と名付けた
 この細胞の移植によって脳の再生も期待できることから、既に培養したマウスのiSC細胞をマウスの脳に移植し、ある程度、正常に機能している状態を確認。さらに昨年11月、日本医療研究開発機構(AMED)の支援を受けて始めた研究では、ヒトのiSC細胞をマウスに移植した場合の効果を確かめる。
 マウスで効果があれば、ヒトへの応用の可能性も開けるといい、「iSC細胞はもともと体内で作られるもので、移植しても、がんなどの危険性は低い」と中込准教授。研究責任者で、脳神経外科の高木俊範助教は「脳梗塞の脳には再生させようとする働きがある。そのメカニズムを生かした治療につなげたい」と話す。
posted by Mondayota at 10:22| 日記

2017年01月04日

Pythonの本を注文

C言語とJavaは一通り学んだが、実用段階ではない。最初に学んだのはFORTRNで、次いでBASIC、仕事ではCOBOLだったが。何度も書いている気がするが、最初のパソ通のソフトはC言語による自家製だった。それはまだMS−DOS時代だった。その後体を壊してそういうことをやらなくなったら、GUIの時代になって、もうなんだか〜という感じであった。
たぶんPythonはインタープリタ言語みたいなので、Javaに近いかな?
だいたいデータ型とか分枝処理とかループとかみんな同じだよねえ。なるべくデータ型とかない方がいいんだけど。どうもネットの記事ではデータ型はないか、厳密ではないらしい。
こんなのを注文した。



もっと人気のある本があるのだけれど、新しく、版を重ねているので、こっちの方が機械学習にも触れているらしいので、とりあえずこっちにした。
posted by Mondayota at 08:42| 日記

2016年02月29日

「その脳科学にご用心」到着

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「その脳科学にご用心」紀伊国屋書店、¥2000

アマゾンから到着しました。

「脳科学の濫用」と「神経中心主義」への警鐘
「愛情を感じている脳」「買わずにいられない脳」「政治について考えている脳」「幸福感に浸っている脳」・・・・・ん?ちょっと待った!それっていったい −
大衆受けしそうな「脳科学の知見を活用した」研究をマスメディアが宣伝することで、「心の動きが解明された」と曲解されてしまいがちな現状を、精神科医と心理学者が豊富な事例をもとに解説し、本来あるべき姿を示す。

だそうだ。図書館に借りた奴返してのんびり読もう。

「形而上学を社会化する」の冒頭はこんな感じである
第1章
形而上学を社会化する:
序論

Frederick F. Schmit

この10年哲学は社会的世界 − 社会関係、社会的実体、社会性それ自体 − への伸展する関心を見てきた。社会規範、慣習、規則、役割についての形而上学において多くの議論があった。大量の注意が集合性 − 社会集団、アソシエーション、企業法人 − の本性に集まった。認識論者は、社会関係に関する知識の依存性に困惑してきた。そして倫理学者や政治哲学者たちは集団的責任や集団の権利を探求してきた。この本の各章は、社会の形而上学における問題を提起する。
 事実上、社会の形而上学におけるすべての議論は個人がどのように社会的関係や集合性に現れるかに変わった。カギとなる問題は社会的関係が非社会的関係や個人の属性以上の有意義な何かになるかどうか、集合性が非社会的関係にいるメンバー以上のものになるかどうかである。「個人主義者」は社会関係や集合性が個人の連合や非社会的関係以上のものになることを否定する一方、その敵対者 − 「全体論者」(holist)、「集合性主義者」 − は反対を肯定する。この本の一部は個人主義と全体論(holosim)間の議論に貢献する。個人主義者と全体論者間の議論の根底にあるのは、われわれが社会関係や集合性から独立して個人を理解できないというルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインによって影響された一部の哲学者たち − 著名なのはピーター・ウィンチ(1990) − によって古くから疑問に付された仮定である。この仮定は、単に個人が考え、行為し、言語を話すような属性をもつため、個人は社会関係や集合性にすでに拘束されているということを理由に否定されてきた。この本のふたつの章は思考、行為、言語の発話が、社会関係や集合性とは独立に理解しえるという仮定を解決する。
 個人主義者とその論敵の間の議論は、われわれの社会的か、でないかとしての共通の問題の素朴な分類に大ざっぱに後退することを仮定しがちであった。だが、「社会構成主義者」は人種、ジェンダーのような非社会的であると素朴に見なされる世界の諸側面が、社会的に構成されているという洞察に変えると論じた。どの程度社会性は明らかな非社会的世界におよぶのかという疑問がある。また社会構成主義者のこれらの現象の説明が本当に自然主義者の説明と相いれないかどうか疑問もある。この本のふたつの章が、社会構成主義について論じる
 この序論で、私は社会の形而上学における重要な問題の基本構造をレビューする。私は社会関係と集合性が個人とその非社会的関係の受けの世界に何かを付け加えるのかどうかの問題から始める。
posted by Mondayota at 12:48| 日記

2015年11月01日

東洋大、大学駅伝初優勝おめでとう!!!

なんか青学連勝を当然視する解説者を裏切って、全員堅実な走りで、アンカー上村、独走で優勝!!!イェー!!!
なんと大学駅伝は東洋勝ってなかったそうだ。
なんとか、お正月のはずみにもなってほしい。
出雲駅伝は、コース間違えた選手が出て地味な結果に終わったが(4位)。

追加
酒井監督、柏原ら名選手の名前を口にしたら思わず嗚咽!!!

その1秒を削り出せ by アキレスと亀

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posted by Mondayota at 13:18| 日記

2015年10月24日

反心的外傷説−被虐待児童は脳の発達で障害が起きる−らしい

もう村上春樹を堕落させた心的外傷、トラウマ説の一部が、脳研究で妥当でないことが示された。
『1Q84』の背景となる虐待による赤い糸説はもうない。村上世界の科学的終わりだ。
心的外傷を多用することは精神医学で慎重意見が多かったが、ベトナム帰還兵の明らかな症例で一旦消されたものが復活した。村上春樹はそれを知らないか、河合隼雄に騙されたのか、単にマラソンばかりやっていて不勉強なだけなのかしらないがとにかく、物語が治癒する理論はやめて欲しいと思う。
心は臓器なのである。

虐待受けた子供:脳の機能低下 褒めても響かぬ?
毎日新聞 2015年10月24日 15時00分(最終更新 10月24日 19時18分)
http://mainichi.jp/select/news/20151024k0000e040267000c.html?google_editors_picks=true
 ◇福井大などの研究 他人の表情も読み取りにくく
 虐待など親から不適切な養育を受けて反応性愛着障害(RAD)になった子供の脳は、そうでない子供に比べて視覚的な感情処理に関わる部位が小さい傾向があることが福井大などの研究で明らかになった。やる気や意欲などに関わる部位の活動が低下していることも判明。褒められても心に響きにくいと考えられ、被虐待児に一般的に施される「成果を褒める」などの心理療法の効果が少ない可能性も出てきた。
 研究成果の論文が欧州などの専門誌電子版に掲載された。
 RADは、子供時代に養育者から受けた体罰や暴言によって養育者への愛着がうまく形成されずに発症する精神疾患の一種。衝動や怒りのコントロールが難しいなどの症状がある。
 研究グループは、10〜17歳のRADの21人とそうでない22人の脳の断面を磁気共鳴画像化装置(MRI)で撮影。形態や働きを比べたところ、RADの子供は「視覚野」の灰白質(脳神経細胞が集まる領域)の容積が2割ほど少なかった。この部位はダメージを受けると他人の表情から感情を読み取りにくくなるといい、虐待などが脳に影響を与え、症状につながっている実態が分かった。
 また、10〜15歳のRADの子供16人とそうでない20人に金銭報酬を得られるゲームをしてもらい、脳の活動を調べたところ、やる気や意欲などに関わる「線条体」の活動量の平均が、RADの子供はそうでない子供の半分以下だった。
 こうした結果から、RADの子供は「報酬」へのモチベーションが低いとみられ、一般的な治療とは別の方法が必要な可能性が高まったという。福井大子どものこころの発達研究センターの友田明美教授(小児発達学)は「RADや関連する精神疾患の発症メカニズムの理解や治療法の開発につながる成果」と話している。【村山豪】
posted by Mondayota at 20:46| 日記

2015年10月23日

「レム睡眠の学習記憶促進機能と部位の解明」らしい@筑波大学

新聞の記事は何を言っているのかわからないので、ソースを見つけた。PDFにより詳しく書かれているのでどうぞ。とにかく最近脳の何がわかっていなかったかというニュースが多くて嬉しい。単なる紹介だけ。意見はない。

夢のスイッチが明らかにする夢を見る理由 〜レム睡眠の意義を初めて科学的に証明〜
筑波大学 2015/10/23
http://www.tsukuba.ac.jp/attention-research/p201510230400.html

夢を生み出すレム睡眠は、その役割が脳科学の最大の謎の一つでした。筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS) 林悠助教らと理化学研究所脳科学総合研究センター 糸原重美チームリーダーらの共同研究グループは、レム睡眠とノンレム睡眠の切り替えを司る脳部位を発見し、レム睡眠を操作できるトランスジェニックマウスを開発しました。その結果レム睡眠には、デルタ波と呼ばれる脳回路の再編成に重要な神経活動を、ノンレム睡眠中に誘発する役割があることが判明しました。この作用を介して、レム睡眠が脳の発達や学習に貢献する可能性が明らかとなりました。



図 本研究成果の概念図。哺乳類・鳥類に固有の記憶学習・脳発達のメカニズムとして、レム睡眠によるデルタ波の誘導という現象が明らかとなりました。


PDF
http://www.tsukuba.ac.jp/wp-content/uploads/151023hayashi4.pdf
posted by Mondayota at 11:27| 日記