2019年06月25日

エレキギターの正しい位相の説明

平均的位相の説明はコイルに正相と逆があるかのようにメーカーも含め、説明するが誤解である。
電磁波の本性として磁波と電波は電磁波の90度異なる相だ。

コイルに電流が流れば正相、フェーズ・インの磁場ができる。
ギター業界が誤解しているのは、ギターの電流は弦の振動による電磁誘導ー弦はマグネットにより磁化された磁石ーによって流れる電流は「交流」だから、理論的に正逆は存在しないのである。

2PUの場合、磁石と弦を捨象すれば、トランスと同じである。
これを相互電磁誘導と呼ぶ。

posted by Mondayota at 08:00| 日記

2019年05月25日

テスコPUは毎度おなじみLegendのPUテスト用ストラトにマウント

Legendのストラトは、ホームセンター途中のインド人経営のリサイクルショップで、1万円とか値が付いたのをそんなもの5千円が相場だと脅して7千円で買ったもんだった。ほぼ未使用で状態は良かった。第一送料がかからない。結構気に入っていたんだが、Legendの新品がアマゾンで八千円台で売られているのを見て、敗北感に打ちのめされた気がして、ピックアップ試験用にした。
コントロールからワニクリップのコードを出して、PUの配線を外に出して、外で接続する仕様である。
効果的に同じアンプで違うPUがいかに違うか比較テストが簡単にできる。
テスコ・ゴルドフォイルとミツヤ製ゴールドフォイルの比較もこれで徹底的にやった。
なので、確かにハイやローの出方に差異はあるが音色の傾向は同じと断言していいと確認した。ミツヤ製を搭載したビザールギターは安い。1万円行かないで買える機会がたくさんある。日本人のほとんどのギタリストはテスコ製とミツヤ製の違いを見極めることができないので、格好だけでもよく似ているし、ハイの強いゴルドフォイルが好みならそういうものとしてよい音がするので、非常に良心的な価格設定でたくさん作った。苦情は来ていない。
ピックガード加工の技術が低い時から、たくさんの人に買ってもらって本当に感謝する。
現在はルーターを高級なものに変え、そうといわれなければピックガードホルに若干の歪みがあることに気づかない程度にスキルが上がっている。
ギターワークスで特注すると送料も大きいんだが2300円ぐらい加工代が取られる。ミツヤ製に2300円のぷっくアップホル加工代はコスパが悪すぎるので、安い2台のルータをつぶして、現在三代目で、かなり精巧な工作ができる。本当はハンディルーターではなくて工場に置きそうな据え付け型ルター導入も検討途中で兄が他界して全部停止してしまった。1月15日遺産相続のため行政書士を音連れて以来、すべてのギター制作は凍結になってしまった。戸籍やらなにやらたくさんの書類を集め、兄の口座を停止して振り込みを僕にするなど本当にきつかった。今胃を悪くしているが、胃が悪くなったのはそのころである。どんどん痩せて腹のぜい肉がゼロになってしまった。
おかげで今月から食の改善に取り組み、少し贅肉がついた。贅肉が落ちた腹は皮がしわしわにたるみ、ほぼウェストが女の子みたいになるほど細くなってしまった。今はほぼ胃の具合の悪さは亡くなったと思っている。
ゴールドフォイルを搭載するためにストラトモデルから外したフェライトのPUのストラトタイプのピックガードとコントロール部は処理しきれないほど山積みされている。そのうちのひとつにテスコの2PUを乗せるテストを6月1日から始める。
販売用にはデザインを考えて本体とピックガードを調達する。多分黄べっ甲のを試験的に中国から取り寄せるつもり。
ゴールドフォイル高いからなんか安上がりな新商品を仕上げたいのだ。
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posted by Mondayota at 22:38| 日記

テスコの場合の極性

手元にあるテスコは、2PUのEP−8と名前のわからない3PUのフルアコとゴールドフォイルのWG−2Lだけしかないが、EP−8とフルアコは極性が変えられていた。EP−8は1958年に製作されたものであることがわかっているので、テスコはちゃんと極性問題を理解していたと思ったら、WG−2Lは同極性で、びっくりした。手放してしまったが、SS−3L(ゴールドフォイル)は記憶による限り、直列配線だったと思う。あんまりいい加減なことを広めてはいけないので、一般化はできないが、少なくともテスコの場合混在する可能性があることを確認しておく。

で、3PUのフルアコのピックアップをストラトにマウントする計画だったが、極性が逆なのでそのままストラト配線ができることを確認できた。大変うれしい。前回の見解は思考モデルだけだったが、すぐに実証できた。すごくうれしい。

さすが、来週で仕事おしまいという気分で頭脳もよく働く。

posted by Mondayota at 19:28| 日記

エレキの磁場について誤っていた件:(正)弦は磁化されている(誤)磁石の磁場が広がっている

誤っているというか、不十分だったことだ。
簡単な例は2PUで、ともに同じ例えばN極であった場合、現象として、パラレルのミックスだと極端に音量が落ちる。この理由がわかっていなかった。現象としては2PUの極性を反対にすれば、この問題は解決されるから、よく考えていなかった。
ギブソンのレスポールやSGには3PUのモデルがあるが人気がない。派手だという以外それについて考えたことがなかった。話では、ストラトと違ってセンターだけを出力することができないため、人気ギタリストは3PUのモデルは何らかの改造をしているらしい。その60年代は、ピックアップが多いほど高級というのは何もテスコやグヤトーンばかりでなく、フェンダーもギブソンもその点あまり違いはなかったと考えられる。ストラト以外3PUで、当時は単にピックアップが3つのほうが高級で儲かるだろうという考えもフェンダーは持っていたとしか考えられない。現在のストラトは必ず5WAYだが、ジミヘンやクラプトンが使っていたのは3WAYで、セレクターに仕掛けをして、今日当たり前のミックスの鈴鳴り音を出したことは有名なはずだ。ヘビメタ・ギタリストはしばしばセンターを使わない。歪ませればギターもピックアップも実はどうでもいいのだから。
そのストラトも隣り合うPUは極性が反対になるよう作られている。IbanezのHSHモデルは大変凝っていて、仮にフロントのハムのネック寄りのマグネットがNだとするとNS/N/SNとなるというのは常識の範囲だが、ミックスは*S/NとN/S*となるよう配線されているらしい。もちろんハムバッカーの二つのマグネットは極性が逆だということである。
ところがである。
かなりの多くのジャパン・ビザール・ギターはそうではない!!!
同じ極性でたくさんピックアップをつけているものがあるのだ!!!そのため、ピックアップスイッチでミックスできるようになっているのだが、鈴鳴りにならない。なぜかというと直列配線されているからだ。ミックスをするとボリュームが大きくなるだけで音色に特異な変化が起こらないのだ!!!
このため、現代のエレキの知識でビザールピックアップを配線すると音が出ない場合がある。
つまりビザールピックアップをストラトにマウントしようとすると、極性が同じで、ストラトのようなミックスができない可能性があるということだ。
さて、同じ極性でミックスすると音が弱くなるのは、金属である弦が例えばN+Nとなって、同じ極性の磁石は反発して、弦が帯びる磁力を低下させるだろうからだということだ。
ぼくは漠然と、ピックアップのマグネットの磁場が反発していると考えていたが、そうではなくて、弦が帯びる磁力が反発するのだ。
なんとこれに気づいたのは、仕事で酷使されて頭が逃避している最中だった。
これはエレキ製作者には常識なんだろうけれど、今まではっきりそれを述べたものを読んだことがない。
まあ大半のエレキギターは猿真似で考えて作られてはおらず、ギブソンとフェンダーがそうしているからそうしているというレベルなんじゃないかと思う。そのレベルは、今の仕事の猿真似性と酷似している。詳しくは延べないが。
ちょうど仕事をやめたら、3PUのテスコのPUをストラトに移植する計画を抱いているのだが、これに気づくことで、3PUのテスコあるいはグヤトーンを単純にストラトに移植できるとは限らないということだ。
誰でもやたらPUの多いジャパン・ビザールのPUをストラトに移植することを考える可能性はあると思うが、そういう改造はほとんど見かけない。ジャパン・ビザール・ギターのPUの極性を変えることができない場合、3PUどころか2PUも無理である。直列にすればいいんだけど、そういうセレクターは一般的に存在しない。シーソースイッチを使わないといけない。

異常の僕の考えの誤りを修正できたのは、今の仕事から逃避したくてギターのことばかり考えるようになったおかげである。足腰が強化されたことと、PUの極性問題の解決を思い浮かんだのは、多少のお金を頂戴したことをのぞいて、今回仕事をしてみた数少ない成果である。
posted by Mondayota at 18:58| 日記

2017年11月26日

6本目放出

詳細な動画録音その他電磁的特製調査を行うギター以外はこれですべて放出した。
家族との相談で、SUPROラップスチールとテスコEP−8は「家宝」として残ることとなった。
残りはボーナス時期に点々と放出するつもりだが、ゴールドフォイルギターは、1台以外ピックアップ取りにする予定。
少なくとも、テスコ・ゴールドフォイル・ストラト1台、ミツヤ・ゴールドフォイル・ストラト2台を製作するつもり。スリムブラックフォイルはジャンクから採取したPUがあるのでテレキャスにつけたい。テレキャスにつけるのを止めたのは、テレキャスがお手頃ではなかなか手に入らないからだ。本当にすぐ売れてしまうし、新品だとテレキャスと言っていいのかわからないものがほとんどなのに高いので買う気になれない。ストラトならそこそこのがある程度の期間を取れば入手はそう難しくない。
テスト中だが、ストラトではミツヤの方が、鳴る。装着が難しいのだけれどね。
ラップスチールは、テスコのいずれかを放出。
残るのは、家宝以外ではVisionとラップスチール1台だけとなるだろう。
Visionの製図が済んでいないので来週やる。
今日中に、Legend装着テストの録音録画をある程度完成したい。いろいろ背景とかたいへんなのだが、今日放出したギターの試奏動画で予行演習をした。まあまあだった。

動画で、クリーンとドライブを切り替えるため、アンプをいじらないように、BOSSのオーバードライブ/ディストーションを3000円で即決落札。90年代御用達だったもので、いい感じだ。

アンプは、いずれもジャンクを4台落札した。2つは使用可だけどぼろく、2つは動作に問題だがキレイ。フェンダーとマーシャルである。うまくいけばきれいに動作するアンプに再生できる可かもしれない。
今現在フェンダーの難あり品を数台狙っている。高い。レアものも含まれるのでお財布とレア度との相談である。

ストラトだけれど、現有のスクワイアとレイド・バックを改造してもいいかなと思う。それは来年の話だからいろいろ検討する。できればフェンダージャパンの改造品で出品したいものだ。その前に、安ボディとミツヤでどれくらい手ごたえがあるか調べるかもしれない。

一応ヤフーショッピングのお店のアカウントも作った。
まずゴールドフォイル・ストラトが商品。

posted by Mondayota at 06:56| 日記

2017年11月25日

数日中にゴールドフォイル試奏動画撮影のためピックガードなしに臨時改造

ピックガードの出し入れ、ネジの装着、はんだ付け、いずれも事故の元なのなるべく避けたい。
このためザグリにシムを一杯敷き詰め、それにPUをむき出しで装着した。センターとか任意の装着も可能だ。
コントロールは厚手の紙でガムテープ留めである。かっこ悪いが、テストにはベストである。
ここまで来たら、今はまずもってギターの練習のみ。
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posted by Mondayota at 06:31| 日記

2017年11月16日

SUPROの構造が分かったのでまねる

完コピは無理だが、支柱にマグネットを使い、ストラトシングルのマグネットを取り、天板と底板を帯磁性のステンレス板にすればいいのじゃないか?
構造はこれなら単純だ。
これを使う。
Aliexpress(中国のアリババ)
12ピースギターのハムバッカーピックアップ磁化アルニコ5 polepieceスラグポールスラグ/マグネットスラグロッド/長さ18ミリメートルまたは15ミリメートルを選択
価格: US $2.34 - 2.44 割引価格:US $1.45 - 1.51 /
SnapCrab_NoName_2017-11-16_19-1-46_No-00.png

4本で十分でしょう。15mmと18mmがあるようだけれど、ストラトの構造だと、ピックガードから弦が10mmなので、どちらでもいいといえばどちらでもいい。
フェライトで横長で縦に立てた場合縦に方向性があるものが見つけられない。
いや、別に支柱部分全部がマグネットでなくてもいいので、ネオジム磁石を支柱部分に組み込めば強力でダイソー・キャン★ドゥで買える。

もっと構造についてよく考えよう。考える前にまずSUPRO鳴らさないといけないのだ。
posted by Mondayota at 19:17| 日記

2017年08月30日

AMAZON.CO.JPからYibuyが消える→アリエクスプレスが日本語化で利用可能

アリエクスプレスは例のアマゾンと対抗するECサイト企業アリババの国際向けサイトだ。

昨日からアマゾンで、Yibuyの取り扱いが消えた。

アマゾンで買った中華PUで作ったのが次のギターだ。
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たいへんユニークなピックアップを多く出していて、面白いYibuy。まあ中華パーツだから結果的良くても悪くてもまだ受け入れざるを得ない段階だが、その内もっと品質管理はよくなるだろう。

そういうわけで、今度からは直接アリエクスプレスから取り寄せることにした。試しに同じピックアップを注文してみた。ドル建てだが1000円安い。送料は無料で、取り寄せは6〜14日くらいだと思う。これまで取り寄せたものはすべて6日目に到着した。
日本製のパーツ企業というのはGOTOHしかなく、USAパーツに比べれば安いが十分高い。Guitar Worksという店は結構安めに供給しているが、独自サイトでの販売が中心だ。サウンドハウスには出ているかもしれない。
まああまりに職人気質の日本人の悪さが、たかがパーツの異常な高さを生んでいる。
多くの安いギターはおそらく中国製の大量生産のパーツを適当に組み合わせて作っていると思う。
だから中華ギター(5万円以下のほとんどのギター)に、GOTOHのパーツを載せるのはたわけているから、Yibuyで買えばいいのだ。外れても何個でも買えるほど桁違いに安いのだ。

AliExpressのYibuyのPUのページ
Alibaba  Yibuyピックアップ.png>


posted by Mondayota at 11:51| 日記

2017年06月07日

本当になんでもない日記

今日は昨日やりかけたことを断片的に継続して少し進めただけだった。

ホカロンの中身は、さびがきつくて汚れがひどかった。ポリ袋に磁石を入れて、遠くから吸い付いたものだけを選別して(非常に粒子が細かい)、更にKURE5-56を混ぜてかき混ぜたらなんとかサビっぽさはかなりなくなった。使えるかどうかまだわからないが、明日挑戦できたらしたい。あまり乗り気ではないのだ。上手く行かなかったら「実験くん」で適当にお茶を濁そうと思う。

実験くんとさびたホカロンの中身

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実験用の画用紙製の箱と高さを確実に調整するために積んだ一円玉。

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サビが取れて黒くなったホカロンの中身。若干油臭い。作業用の段ボールにKURE5-56がずいぶん垂れたシミが残る。

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周波数解析データのCVSの処理を表計算ソフトでいろいろ試みた。
「ピーク値」をどのように選び出すか、その関数について試行錯誤した。

たとえば
=IF(AVERSGE(A1:A100)<A50);A50;"")
とか
=IF(MAX(A1:A100)=A50;A50;"")
とか


今のデータは4095個もあるため、100個の平均との比較くらいでないとデータが多すぎる。もっといい関数の考え方がないか考え中である。

そもそもデータがだいぶ長い音、といっても数秒だが、なのでそれでデータが乱雑になっている可能性がある。明日は操作可能な限り、微少な時間のデータでやり直そうと思う。音声編集ソフトで拡大すれば、波数個まで選択できるんじゃないかと思う。まあそれも程度問題かもしれないが。

CADは、直線を角度を決めて引けるようになった。あまりはかどらない。

ソニックブルーのストラトは少ない。バッカスの次はフェンダー・ジャパンである。スクワイアのアフィニティのサーフ・グリーンでもいい気がするが。しかしそれは、自作のピックアップ改造が終了して、業者に依頼する直前のテスト段階まで必要はないのである。たぶんその頃には気分は全く変わっている可能性を排除しない。もっと候補がたくさんあれば別なんだが。その前に、キャンディ・アップル・レッドのストラトを買うだろう。Legendは完全に改造のために買ったのだが、今回の実験で非常に役立ってくれているので、愛着がわいてしまって、そのレッドの値段高めのストラトと比較するまでは少なくとも改造できない。他のギターよりアタッチメントをつけたLegendの方が音がいい。信じてくれないで構わないのだが。別にLegendに悪いところはないので、それはそれだという気がする。

比較をするストラトと改造するストラトは別でなければならない。うーん、かわいいLegendではなく、バッカス・ストラトが改造の候補としては有力なんだけれど。ちなみにLegendストラトの最新版にはブルーのマッチングヘッドがあるので、それでもいいかなとも思う。マッチングヘッドのストラトという物自体数が少ないからだ。バッカスが1.5万円切りで、Legendだと1万円切りである。妙にひどく安い値段の世界で悩むな。両方買ってもたいしたことはない。

強いて言えばどっちがいいかな?

バッカス


Legend



とかなんとか、物欲にうなされながら工作とか計算とかやっていて、身体悪くなりそうだったが、残念だが、元気である。


posted by Mondayota at 20:54| 日記

2017年01月11日

【理研】故笹井芳樹氏の技術、iPS細胞で進展

iPS視細胞移植、失明マウスが光に反応 ヒト応用へ
朝日新聞 阿部彰芳 2017年1月11日03時10分
http://www.asahi.com/articles/ASK156J0JK15PLBJ002.html
 iPS細胞から作った視細胞を失明したマウスの目に移植し、実際に光を感じさせることに理化学研究所の万代道子・副プロジェクトリーダーらが成功した。失明につながる難病の治療を目指し、2年以内に臨床研究を申請する計画だ。
 米科学誌ステムセルリポーツに11日発表する。光は網膜の中の視細胞が感じ取り、脳につながる神経に信号を送る。視細胞は、信号を脳に伝える神経の層と、これらの活動を支える色素上皮細胞の層に挟まれ、体内で新たに作られないため、病気で壊れると視力を失う。
 グループは、理研の笹井芳樹氏(故人)らが開発した、網膜を試験管内で作り出す技術を応用し、マウスのiPS細胞から未熟な状態の視細胞を作製。視細胞を失ったマウスに移植すると、目の中で成熟して正常な視細胞のようになることを突き止めていた。
 今回、移植から1カ月以上たったマウスの目から網膜を取り出して調べると、視細胞が移植先の神経とつながり、光をあてると信号が流れることを確認。マウスの行動テストでも、約4割が光に反応することがわかった。
 グループは次の段階として、ヒトのiPS細胞から作った視細胞の効果や安全性を動物で確認できれば、遺伝が原因で視細胞が壊れる網膜色素変性の患者で臨床研究を始める。万代さんは「移植がうまくいけば、病気の進行を遅らせたり、視力を部分的に回復させたりできる可能性がある」と話す。網膜色素変性は国内に約3万人の患者がいるとみられる。根治治療がなく、カメラで得た情報で神経を刺激する人工網膜や遺伝子治療が試みられている。
 理研では、色素上皮が傷ついて物が見えづらくなる加齢黄斑変性の患者にiPS細胞から作った色素上皮を移植する臨床研究に着手し、2014年に世界初の手術に成功している。(阿部彰芳)
posted by Mondayota at 06:05| 日記