2014年04月29日

PCLinuxOS 14.04英語版インストール・日本語化ほぼ完全版

PCLinuxOSは、フランスのMandrivaからの派生版である。Mageiaと姉妹関係にある。Mandriva自体はサーバー事業に専念している。Mageiaの方が野心的だが、多言語化に苦労している。PCLinuxOSは、先発した分だけなんとか多言語化に対応しているが、英語版インストール後に他言語化しなくてはならず、インプットメソドにscim-anthyしか使えないなど十分とは言えない。名前がちんけなのが最大の難点だが。機能は大変豊富である。使うかどうかは別として注目するに値するディストリビューションの一つである。

PCLinuxOSの日本語化の手順は比較的簡単である。しかしどうも不安定な場面に出くわすことがあり、そういう点で難しい。以下は、最も標準的と思われる、英語版PCLinuxOSのインストールと日本語化の紹介である

PCLinuxOS 14.04 32bit KDE版ダウンロード
 *LXDE版、MATE版の方がCDインストールできて簡単ではあるが、一応王道を歩む。
PCLinuxOS
http://www.pclinuxos.com/
KDE Desktop - All about PCLinuxOS KDE 2014 Desktop
http://www.pclinuxos.com/get-pclinuxos/kde/
KDDILABS.JP ミラー *ここからダウンロード
http://ftp-srv2.kddilabs.jp/Linux/packages/pclinuxos/pclinuxos/live-cd/

ダウンロードするのは

pclinuxos-kde-2014.04.iso 10-Apr-2014 14:22 1.6G
<リンク>
*チェックサムは
 pclinuxos-kde-2014.04.md5sum 10-Apr-2014 14:23 60
余裕のある人はフル版(当然全体的に時間がかかる)
 pclinuxos-kde-fullmonty-2014.04.iso 11-Apr-2014 23:52 3.9G
余裕のない人は、ミニマル版(他言語化は不明)
 pclinuxos-kde-minime-2014.05.iso 29-Apr-2014 16:39 574M
などでも良いかもしれない
その他
LXDEデスクトップ版(CDサイズ)
 pclinuxos-lxde-2014.05.iso 29-Apr-2014 16:28 647M
MATE版(CDサイズ)
 pclinuxos-mate-2014.05.iso 29-Apr-2014 18:34 664M
それぞれ他に64bit版がある。例えば:
 pclinuxos64-kde-2014.04.iso 10-Apr-2014 14:20 1.6G

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インストール

USBメモリー(UNetbootinによる)とDVD-Rの両方にPCLinuxOS 14.04 KDE版ISOイメージを焼く
 DVDドライブブートができる場合は、DVD-Rだけで可。USBにUNetbootinだけでは不可

USBとDVDをセットして、再起動。F12でUSBから起動し、

Install PClinuxOS を選択
 *デフォルトはLiveCDだがそれからのインストールは他言語化に失敗する可能性あり
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インストール開始

「Booting the system」のメッセージ中に、「必ず」USBメモリーを外すこと
 *なぜか書き込まれることがあり、インストールやブート失敗の原因になる

「Booting the system」終了

Keyboat Layout選択 Japanese 106 keys

ペンギンさんが登場し、NEXT

パーテーション パーテーションソフトとブートローダーが柔軟性がないのHDD全部を使ってインストールする方法を選ぶ(デュアルブートは他のディストリをあとから追加したほうがいい)。 既存のパーテーションの状況による。

不要なマシーンサポートファイルの削除

画面の変化なく黙々とインストール開始され、途中で「Installing PCLinuxOS to your Computer」のメッセージの出たグラフィカル画面に変わる

 ゆっくりお茶でも飲む(10分以上)

Bootloader / Main Option / Securuty
 デフォルトでOK

boot menu
 デフォルトデOK *ここでデュアルブートの設定できるべきだが、難しい

Finish

もう一回Finishをクリックして再起動し、pronpt状態でDVDを抜く

しかし再起動しないので、パワーオフして再起動
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最処の起動と設定

GRUB選択画面 何もしなければPCLinuxOSが起動するはず

タイムゾーン Asia > Tokyo

Date、Clock & Time Zone Setting
表示は間違っているがデフォルトの(Hardware clock set to local time)でOK

root パスワード設定

ユーザー名・パスワード設定 任意
 *Ubuntuにあるようなマシーン名設定がない(ファイル共有設定の時やらなければならない)

ログイン画面 ユーザー名を選択し、パスワード入力+Enter

KDE起動画面

デスクトップ表示

更新を勧告するメッセージが出る
Menu > Software Center > Synaptic Package Managerを開く(rootパスワード確認)
リポジトリの変更
Settings > 既存のチェックを外す > http://ftp-srv2.kddilabs.jp/・・・にチェック > OK
 *JAISTは撤退している
reload > Make All Upgrades > Applyの順に実行

116〜117のファイルが更新される 散歩でもする
エラーメッセージが出てもCloseすればよい

更新終了
*メッセージは必ずクローズしておくこと(日本語化でエラーになる原因かもしれない)
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日本語化 Localization Manager

More Application > Configuration > Localization Managerを実行
パスワード入力

Old startup script detected and deleted.
Please run Localization Manager

というメッセージが出るので、再び
More Application > Configuration > Localization Managerを実行
パスワード入力

メッセージが出るがOKでOK
他のユーザーがいないか確認のメッセージが出るが普通、単にYES

国を選択 Japanese
OK

adlocale 4.3が起動自動実行

Language Packagesのダウンロードとインストール

Keyboard Layoutの確認 Japanese 106 keys、105−key(Intl)PC がデフォルト
OK

キャッシュの削除:Yesをクリック

メッセージ:LibreOfficeが削除 Tools > Options > LangageSettings > Languages:User Interfaceのあと再起動するとLibreOfficeの言語が更新されるとのこと、とりあえず無視
OK

日時確認 当初のおかしな時間は日本時間に訂正されている
OK

成功のメッセージ
OKをクリックすると再起動
*ロケール変更に失敗した場合は、端末で「draklocale」を実行すると再試行できる
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日本語化後のログイン

HOMEやTRASHがホーム、ゴミ箱に変わっており、メニューの大半が日本語化

フォルダー名の変更 英語か日本語か(Downloads/ダウンロード)を選択。
 *最近のディストリビューションは日本語が一般的(端末操作で不便な場合もある)。
OK

国と言語(いわゆるロケール) 日本(日の丸)が選択され、言語に日本語が上位にあればOK

キーボードの設定 二度目だがデフォルトでOKとしておく

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日本語入力

インプットメソッドはSCIMである
 *リポジトリにIBusがあるが使用できない

SCIMキーの設定 とりあえず最小限
キーボードアイコンを右クリック > SCIMを設定

キーボード配列 不明を日本語に変更

開始終了キーの変更 デフォルト CTRL+Space MS式にZENKAKU_HANKAKUに変更
開始終了の右端の「・・・」をクリック
CTRL+Spaceを「✕削除」、CTRLのチェックも外す
「全角半角」キーを押したまま、キーコード欄右端の「・・・」をクリック
キーコード欄に「Zenkaku_Hankaku」が表示されるはず
「+追加」する
OK

次の入力メソッドの変更 デフォルト空欄
右端の「・・・」をクリック
空白を押しながら、キーコード欄右端の「・・・」をクリック Superにチェック 追加
Super(Windowsキー)+スペースで、インプット方式が変えられるようになった

IMエンジン > 全体設定 英語と日本語-Anthyだけチェックを残す

エディターを開いて、全角半角を押すとAnthyの言語バーが出たあとキーボードアイコンが王冠アイコンに変わる。英語と日本語の切り替えがアイコンでできるようになる。
*詳しい設定は「SCIMを設定」でゆっくり研究。

なお場合によっていSCIMの再起動(言語アイコンを右クリック)ないしは再起動が必要な場合がすくなくない。根気が必要。

最新版14.04の日本語化のほぼ完全な記事でした

PCLinuxOS-Japanese.png