2014年01月26日

VLC Media Player 2.1.2 GUIでの簡易ストリーム

VLC Media Player 2.1.2 GUIでの簡易ストリーム
訳注:次を現行バージョン(2.1.2-Jan 2014現在)でのメニューで変更したもの
https://wiki.videolan.org/Documentation:Streaming_HowTo/Easy_Streaming_Newer_Versions/
*すでに古いバージョンのものを掲載しました。それに代わるものです。

VLC Media Playerを持ちでないかたは(オープンソース・フリー、各種OS版あり)
VLC Media Player ダウンロード・ページ

他のVCL Media Playerのストリームに関するwikiの翻訳は別途、随時掲載する予定です。
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イントロダクション

LAN内でVLC Media Player2.1.2のGUIでのストリーミング(サーバーとクライアント)のサンプルです。
プラットホームに関して、WindowsでもLinuxでも大きな違いはありません(フォルダーの表示がそもそも異なりますが)。
仮にサーバーマシーンのIPアドレスを192.168.0.2、クライアントマシーンのIPアドレスを192.168.0.3とします。
マシーンのIPアドレスはウィンドウズでは「アクセサリ>端末」で"ipconfig"コマンドで、Linuxの場合は適当な端末(Terminal)で"ifconfig"コマンドで調べてください。

パソコンで商用DVDのストリーミングは一般にできません。今回はオーディオMP3ファイルのLAN内の私的利用に限定します。

1.Fedora 20上のVLC Media Playerのストリーミング・ダイアログを開く


VLCを起動し、「メディア」(メニュー)→「ストリーミング」をクリック

vlc-1-menu-media-stream.png

2.ファイルを追加するポップアップが開きます

vlc-2-media-stream-file-open.png

3.追加でストリームしたいファイルをフォルダーから開いて追加します。
*複数のファイルをストリームする場合は、「複数のファイルを開く」または「ディレクトリを開く」でプレイリストを作り、「プレイリストファイの保存」でXSPFファイルに保存した上で、ストリームファイルにXSPFプレイリストファイルを追加すると例えばアルバムの配信ができる。ただし変換が入ると頭出しが上手く行かない可能性があります。

vlc-2-media-stream-file-open.png

 ファイルが追加されたら、ストリーム・ボタンをクリックします

vlc-3-media-stream-file-added.png

4.ソースの確認〜ここからストリーム専用のダイアログになります

vlc-4-stream-input.png

5.ストリーム出力の設定画面です


vlc-5-stream-dst.png

6.出力方法


HTTPがよくわからないので、wikiで確認されている「RTP/MPEG Transport Stream」を選択
*プロトコルはUDPで、エレメンツ(動画、音声、字幕)を分けた上でカプセル化してストリームする。LAN内なら設定が簡単。

vlc-6-stream-dst-rtp.png

 クライアント側だけで再生するので「ローカルで再生する」にチェックしません。
 
「追加」をクリック

7.出力先の設定

ユニキャストをするため、クライアント・マシーンのIPアドレスを入力します:192.168.0.3
ポートは初期設定のまま:5004
ストリーム名はクライアントに表示されるストリーム名です(わかれば任意):mymusicとか...

vlc-7-stream-dst-rtp-adress-port-name.png

 「NEXT」をクリックすると最後のオプション画面が開きます。

8.トランスコーディングオプション

vlc-12-stream-transcoding-option-noncheck.png

 「トランスコーディングを有効にする」にチェックはずします。MP3でストリーム可能なので。

9.追加のオプションと生成されたコード

vlc-13-stream-additional-option.png

 オプションの下で、「すべての基本ストリームをストリームする」は選択しません。MP3のオーディオストリームだけなので。動画の場合は原則選択しますが、GUIでは他の選択肢がないので意味があるのかどうか不明です。

 古いバージョンではSAPとグループ名の項目があったらしいですが、バージョン2.1.2にはありません。SAPはサポートされています(生成されたコードに記載されています)。

 「生成されたコード」が、コマンドラインで実行する場合のコマンドになります。

:sout=#rtp{dst=192.168.0.3,port=5004,mux=ts,sap,name=mymusic} :sout-keep

「ストリーム出力=#RTPで{出力先=192.168.0.3、ポート=5004、SAP、名前=mymusic}:ストリープを続ける」というふうに読むことができます。トランスコードなどを設定すると更に複雑になります。

10.クライアントの準備
準備ができたら、クライアントでネットワークストリーム(SAP)受信の用意をします。

ウィンドウズのVLC Media Player2.1.2の初期画面(基本的にLinuxと全く同じでした)。

vlc-client-04-windows-default.png

10.1.メニュー:表示→プレイリストをクリック

vlc-client-05-menu-playlist.png

10.2.プレイリスト画面
 画面がすっかり変わります

vlc-client-06-playlist-menu.png

10.3.左のサイドバーの「ローカルネットワーク→ネットワークストリーム(SAP)をクリックすると、ストリームの検索が始まります

vlc-client-07-playlist-networkstreaming-searching.png

11.サーバー(Linux)側でストリームの開始

サーバー側の「ストリーム」ボタンをクリックすると、ストリームが始まります

vlc-10-streaming-now.png

12.クライアントにストリーム名がすぐ表示されるのでクリックして再生します。

vlc-client-08-playlist-networkstream.png

vlc-client-09-select-stream.png

vlc-client-windows-play.png

以上が最新バージョンでの最も単純なGUIでのストリーミングのテストの結果でした。
もっと高度なストリーミングについては、動画にしたり、配信方法やコーデックなどの設定を変更して、遊んでから、コマンドラインでのストリーミング法を読むとわかりやすいと思います。
posted by Kose at 15:53| VLC Media Player