2018年05月04日

基本的にP-90そのまんまでそのまんまでいいんだが

ピックアップで音を加工するより、アンプで加工する方が効果が大き過ぎる。
これが、フェンダーや60年代ビザールギターのトーンスイッチが廃れた理由だと推定される。

ストラトにP−90を乗せる有名ギタリストがいるのか知らないが、少なくともリアのサスティーンはP−90に軍配だ。ストラトでスライド弾いて有名なのはローウェル・ジョージだが、ライ・クーだーもそうなんだけれど、サスティーンを稼ぐためにかなり強く、コンプレッサーをかける。それはアタックが変になる。実際納得いかない音で録音しているものはライ・クーダーの場合結構ある。

P−90なら基本的にコンプレッサー必要がない。ただしまんまだとハワイアンスチールみたいになっちゃうということである。

これもアンプの設定の問題である。同じ程度にギター側でコントロールしようとすると、やはり3トーンコントロールにプリアンプを搭載しないといけない。

ハイパストーンをいろいろな割合で試したが、目盛りで8か9で、容量に関係なく、適当な効果は得られる。
ということは、仮にフロントとリアのボリュームの2ボリュームにするというこれまでの路線を踏襲するなら、リアのボリュームにハイパスフィルターをつければいい程度だとう結果だと思う。ハイパスフィルターを有効にするか無効にするかというスイッチはつけていいと思う。ハイパスフィルターの場合、コンデンサーの容量は0.001μFがよい。容量が大きいと、ボリュームをたくさん絞る場合にロスが少なくキャラクターが変わるということだが、目盛り8・9で効果を得るなら容量は小さいほうがいい。500pFのは入手しにくい。

テレキャスのハイパスは有名だけれど、たとえばボリュームにプッシュプルスイッチにするとか方法はあるけど、スイッチをつける場所が金属プレートにはないし、スイッチをピックガードにつけるためは工作がたいへん。ストラトにスイッチをつけるのは大変簡単である。

さて、ゴールドフォイル以外に、P−90ストラトも大変気に入っている。これにはハイパスフィルターはつけないでよろしい。改造ごっこが終わったら、最終的にホワイトストラトをP−90+センターPUつきに改造したい。今実験に使っているP−90はなんちゃってミツヤ・ゴールドフォイルとかなんちゃってストリングスルーPU制作に使う。もう十分減価償却は終わったと思う。

コンデンサー10個入りを4種類かったのでたくさん余ってしまった。これがオレンジドロップだったら邪魔でしょうがないが、10円の最小のフィルムコンデンサーなので邪魔にならないし、捨てても心は痛まない(オレンジドロップもでかいフィルムコンデンサーなだけなんだけど)。

ちなみに、ストラトのPUがいいのはサスティーンが乏しいのとトレードオフだと思う。アンプの性能が悪い時代に作られ、60年代全然人気がなかった。ベンチャーズもストラトやジャズマスターを使ったが、ソロの強い音を得るためモズライトに変えた。渡英前のジミヘンは少なくとも一流ミュージシャンとの仕事ではジャズマスターを使っていたが、渡英してマーシャルに使ったのはストラトだった。1965年ジミヘンの両方の演奏を聴くことができる。ストラトがいいのは、現代のギターアンプならどれでも同じだが、アンプでのコントロールに従順だということだ。そう言う風に設計されたわけではない大失敗作で、ジャズマスターより人気がなかった。

1965年のジミヘン



posted by Kose at 18:00| ギター