2018年05月02日

ギブソン、破産

夏に不渡りが確実と報じられていたけど、早かった。
別にギブソンタイプのギターがこの世からなくなっても何にも困らないんだが。
改造に不向きなんだ。

米ギター老舗ギブソン、破産申請
5/1(火) 23:56配信 時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180501-00000141-jij-n_ame
 【ニューヨーク時事】米老舗ギターメーカーのギブソン・ブランズ(テネシー州)は1日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用をデラウェア州の裁判所に申請した。
 債権者の3分の2以上と再建支援で合意しており、楽器製造などの事業を継続しつつ、経営の立て直しを目指す。
 ギブソンは1894年創業。同社製のギターはエルビス・プレスリーやB・B・キングら多くの著名アーティストに愛用された。
 米メディアによると、音響機器メーカーのティアックなど近年の相次ぐ買収で債務が膨らむ一方、販売は伸び悩み、経営が悪化していた。負債額は最大5億ドル(約545億円)に上る。 


ギター老舗ギブソン、破産法申し立て ロック音楽の低迷で市場縮小
不採算事業から撤退し、楽器ビジネスに専念するとしています。
朝日新聞社提供
https://www.huffingtonpost.jp/2018/05/01/gibson-guitars-going-bankrupt_a_23424908/
ギター老舗ギブソン、破産法申請 不採算事業から撤退へ

高級エレキギターで知られる米楽器大手ギブソン・ブランズ(本社・テネシー州ナッシュビル)は1日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を米裁判所に申し立てた。事実上の経営破綻(はたん)で、負債は最大5億ドル(約550億円)。これを機にオーディオ機器などの不採算事業から撤退し、ギターを含めた楽器ビジネスに専念するとしている。

米国の音楽市場では、ギターをあまり使わない「ヒップホップ」が人気を集める一方、ロック音楽が低迷し、エレキギター市場も縮小傾向が続いていた。ギブソンは「ギブソン・ギター」から社名を変えてビジネスを多角化。オランダ・フィリップスのオーディオ事業や、日本の音響機器会社ティアックなどの買収を重ねたが、負債が膨らんで経営を圧迫していた。

今後は、債権者に株式の持ち分を渡すなどして債務を整理する。近く支払期限が来る主要債権者の69%が再建案に同意しているという。ヘンリー・ジャスキビッツ最高経営責任者(CEO)は「中核ビジネスの楽器に再び集中すると決めたことで、経営は長期的に安定すると信じる」とコメントした。

ギブソンは1894年創業の老舗で、エレキギターでは米フェンダーと並ぶ有名ブランド。エリック・クラプトンやジョン・レノン、「レッド・ツェッペリン」のジミー・ペイジら、世界の著名ミュージシャンがギブソン製ギターを愛用し、日本にもファンが多い。


米ギブソン、ギター・メーカーのアイコン的ブランドが破産申請
Rsjlogo マイナビ
https://news.mynavi.jp/article/20180502-625093/
米ギブソン、ギター・メーカーのアイコン的ブランドが破産申請
エレクトリック・ギターとアコースティック・ギターに革命をもたらした米ギター・メーカー、ギブソン・ブランズ社が倒産の申し立てを行った。今後は楽器製造を継続し、オーディオ機器・家庭用娯楽機器からは撤退するという。

ロックンロールの死を恐れている人々にとって、エレクトリック・ギターとアコースティック・ギターに革命をもたらした米ギター・メーカー、ギブソン・ブランズ社が破産の申し立てを行ったことは悪夢と言えるだろう。

米現地時間5月1日、米ナッシュビルに本社を置くギブソン社は連邦倒産法第11章の倒産処理手続きを行うと発表。今後は再建計画に基づいて事業の再建を行う。その計画には、債務の返済方法を探り、サイドビジネスから撤退し、本来の事業目的であった楽器の製造販売へ回帰することが含まれている。

「過去12か月、事業再建のために尽力してきました。非主力ブランドを売却し、収益を増やし、運転資本の削減に務めてきました」と、声明の中でギブソン社CEOヘンリー・ジャスキヴィッツが述べた。

「非主力ブランド」とは、オーディオ機器・家庭用娯楽機器ビジネスをさし、2014年に1億3,500万ドル(約150億円)で多国籍テクノロジー企業フィリップスから買収していた。これは同社の存在感を幅広い音楽ファンへアピールすることを目的としたものであったが、今後は「段階的に縮小される」という。同社の再建を支援する経営コンサルティング会社が提出した裁判所への申請書によると、ギブソン社の家電事業は「在庫の販売増進につながらず、セールス向上の活性剤にもならないという悪循環に陥っていた」という。同社の株主・証券所有者たちの同意を得て、債務者の株主権利変更手続きと破産手続き中も同社は営業し続ける予定だ。

ギター界のアイコン・ブランドだったギブソン社には倒産の兆候が見られていた。過去3年間の歳入が5億ドル(約550億円)まで落ちていたのである。負債額は1億〜5億ドル(約110〜550億円)と推定され、債権企業数は26社以上とみられる。その中には材料の供給元も含まれるが、ここ数年、ローズウッドの輸入規制がギター・ビジネスの大きな障害となり、ギター全体の売上が劇的に低下しているのも事実だ。(フェンダー社も赤字経営で、楽器販売最大手ギター・センターも危機に瀕している。)

しかし、このニュースには一縷の望みがある。ギブソン社は数々のハウスホールド・ブランド名で楽器製造している点だ。エピフォン、クレーマー、スタインバーガー、ドブロ、ボールドウィンなど、ギター市場ではトップクラスのブランドばかりだ。そこに楽器製造と販売に軸足を戻す再生計画が加わる。つまり、新たな音楽ファンにアピールする真新しい方法を見出す可能性があると言える。

「ギブソンというブランド名はクオリティと同意語です。今日の行動が、無双のサウンド、デザイン、ギブソン・スタッフの情熱がこもったクラフトマンシップを未来の世代へと届けることになるはずです」と、ジャスキヴィッツが述べた。とは言え、未来の世代にギターを学びたいと思う人がどれだけいるかは、また別の問題だ。
posted by Kose at 11:56| ギター