2017年08月17日

テスコ・チューリップスタイル・モデルSM-21整備完了

このギターは、アメリカでチューリップモデルと呼ばれるタイプを女性向けにアレンジしたものだそうだ。トレモロアームが独特で、ebayでも出品がない。

リサイクルショップから届いたとき、サビと汚れがものすごく、弦はぼろぼろ、とりあえずアンプに繋いだら、ゴソゴソ鳴ったのが救いだった。

半日、汚れとサビをあれこれ手を尽くしてなんとか触るに耐える程度にきれいにした。
そして弦を張り替え、再びアンプに繋ぐと、全く問題なく鳴った。ガリもない。エレクトリック部分は完璧な状態で逢える。

さて問題のピックアップ。可能な限りサビとくすみを取って確認したら

細いタイプのゴールドフォイル完全互換のブラックフォイルだった。ebayで見られるブラックフォイルは、中央の穴の列もフォイル状だが、SM−21はプラスチックか何かのフェイクのピースポールが挿入されている。このタイプをミニブラックフォイルと呼ぶことにする。

音は最初、Visionのブラックフォイルほどのきれいさがなくがっかりしたが、このPUは高さを簡単に調整でき、より弦に近づけると、多少響きのニュアンスにちがいがあるが、十分美しいクリーントーンが出た。パワーがすごく、アンプのゲイン0でもボリュームをフルにすると歪む。

確認として磁力を計測したらフロントもリアも3800ガウス超である。現代のギターの比べても高い。Vsionが1900ガウス〜2000ガウスだから、見かけによらない。かなうのは中華PU位である。

状態がまだよくないので、金属磨き、ギターポリッシュ、電動研磨機を注文した。必ずピカピカにして見せたい。

オクターブはやはりエクストラライトだと、6弦が合わない。このため0.10の弦を注文した。

がんがん躊躇なく注文しているのは、全然使う見込みないギターを2本ヤフオクで売ったからである。そこそこだった。

2本、ジャンクのテスコギターを扱ってだいぶゴールドフォイルがわかってきた。これから可能な限りゴールドフォイル・ギターを入手するつもりだけど、それでブラックフォイルとゴールドフォイル、あるいは他のテスコギターのPUとの比較が可能になるだろう。

そしてギターの形や名称、PUの外見と関係なく、テスコのピックアップがどのようなもので、どれほどゴールドフォイルがよいのか、なぜよいのか説明できるかもしれない。

全体と部分 連続
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TEISCO SM-21 ミニブラックフォイル解体ショー 説明入り
 SM-21はかわいらしいスタイルにもかかわらず、PUはヘビー6KΩ、3900ガウス超でシングルとして今日の基準でも強力だ。細いマグネットと広いコイルが、テスコPUの音を決めているとみて差し支えない。
なおVisionの標準ブラックフォイル(中空2枚マグネット挟み)は各2KΩだと思う。
これの二枚マグネットは磁力線の幅広いため、微妙なコーラス効果があると思われる。

ゴールドフォイルをニュウすすれば、アホみたいなビンテージコレクターは卒業できるだろう。2系統のまあまあのゴールドフォイルは手に入るだろう。


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リア詳細 ポールピースはプラスチックでなく鉄製でものすごくさびていて、こすったので茶色く見える

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posted by Kose at 05:22| ギター