2017年01月08日

ryobu-0123氏による佐藤貴彦氏『STAP細胞 事件の真相』の素晴らしい論評

ryobu-0123氏のTCR再構成がないから幹細胞は虚構だ説には全然納得できなかった。STAPのマウスがES細胞のマウスと同じだからSTAP細胞はES細胞だという単純な間違いと同じレベルだからだ。
マウスの脾臓のリンパ球がB細胞50%、T細胞26%からなり、またBCR再構成のあるB細胞からiPS細胞を作るとひとつの免疫しかないマウスができる話も紹介し、T細胞が幹細胞に寄与するならどうなるかは免疫学者の話を聞いても何もわからず、実際何か実験するほかないと結論していた。T細胞については佐藤貴彦氏も時系列を間違えていることを指摘した。
なぜT細胞とB細胞を単離する実験系を入れなかったかと言えば、当然ながら、それも細胞にあらかじめストレスをかけないことが「刺激惹起性」には重要な条件だというだからだという説明になるだろう。

ぼくはキメラマウスは「できちゃった」が、それは直接in vivoでできただけ、in vitroでは、全然できなかった可能性もあると考えるのでryobu-0123氏とだいたい同じ見解に落ち着いたみたいだ。

小保方さんがねつ造の烙印を押された細胞増殖率のグラフは、その証拠でもある。佐藤氏はあまり気にしていないが、早大学位に関する小保方氏への聞き取りで、若山氏のメールと証言が逐一つきあわされていて、そこまでは若山氏の寄与が実体としてあったと思える(完全なキメラマウスではないと思うが)。

いわゆる小保方批判派の常套句である「十分条件」は「キメラマウス」ではないのである。それはin vitoroの「x」なのである。その場合はin vivoで「増殖能」のある「多能性」(ふたつでひとつの幹細胞の定義だ)が発現した可能性の必要条件であるに過ぎない。いったい彼らが何をもって十分条件と言いたかったのかさっぱり理解できなかったが、その「x」がそれである(実際には論文と実体が違うだけかもしれない)。ryobu-0123氏の佐藤貴彦氏『STAP細胞 事件の真相』の紹介は、和モガ説(特殊な培養法を使ったという説)と比較して x に詳しく迫っている。たいへん勉強になった。

Stap事件 ― 佐藤貴彦著「STAP細胞 事件の真相」評
ryobu-0123のブログ 2017-1-6
http://ryobu.hatenablog.com/entry/2017/01/06/235444
◎本書を読んで、事件の中心人物は若山氏だと改めて確認できた!
先ごろ出版された佐藤貴彦著「STAP細胞 事件の真相」(星雲社)には、Stap事件が如何に虚構の産物だったかが理解できるような着眼点が整理され、解説されている。
・・・・・
我々がマスメディアを通して得たStap事件の常識が、どうやら間違った基礎の上に築かれていたという、そのいい加減なシナリオ作りの中心人物が若山氏であり、それをほぼ鵜呑みにして権威ある委員会が公式にまとめ上げた異様な事件の結論と施策が理解できるようになっている。
そして、でっちあげられた世相を迎合して、小保方氏の博士号を剥奪した早稲田大学の非情で浅はかな対応ぶりも語られている。
この事件の真相が確かに見えてきているのではないだろうか。
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STAP細胞事件の真相.jfif

ちなみにさっきセブンイレブンに行ったら、婦人公論売り切れていました。たくさんいるぞ、「隠れ小保方支持者」。
posted by Kose at 15:18| STAP

STAP特許一部訳:撤回と再現性について

論文の撤回や再現実験に言及した反論部分である。Google翻訳に手を入れただけである。訳がひどいのは勘弁してほしい。
若山照彦が勝手に撤回したことが明記されている(匿名だが)。下線は実際に本文についている(わかりにくいので太字下線にした)。

Affidavit-traversing rejectns or objectns rule 132(PDF)
備考
.......
 山中、バヤート、コーヘン=ハーゲンバウアーの指摘に基づいて、多能性細胞が環境ストレスによって生成されないことを示唆した事務局の拒否に関しては、遺伝的改変やmRNAへのタンパク質を含む方法を用いて体細胞を再プログラムする事実幹細胞は拒絶のための適切な根拠ではない。適切な分析は、本明細書が検査のために提出されたクラスを支持するのに十分な開示を提供するかどうかである。この場合、出願人は、細胞に環境ストレスを与えることによって細胞を再プログラミングする能力を示したので、他の方法の先行技術の教示は無関係である。
 同様に、「全能細胞」に関して、事務局は、「先行技術の検索は、そのような方法が可能であることを示唆する先行技術がないことを明らかにした」と主張している(Office Action、page 7)。ここでもまた、 "35 USC§112拒絶"のための適切な根拠ではないことを発見した。
 事務局は、発明者が作成したいくつかの論文(「小保方1」と「小保方2」)、これらの論文の撤回(「参考文献V」)、引用された方法を複製できない他者による研究(タン、コンノ、デロスアンジェルス、フォーゲル、サイラノスキー)。係属中の請求項に列挙された方法は、実際には、明細書の開示を使用して、熟練者が特許請求の範囲に記載された方法を再現することを可能にするような方法での開示である。この明細書は、多能性細胞を産生するという目的を達成するために実施すべき方法を詳細に説明している。本明細書は、多能性細胞が産生されることを確立するために必要とされるアッセイを記載する。本明細書は、多能性細胞が実際に記載された方法を実施することを示す十分なデータも提供する。
 論文の撤回に関連して、これらの文書はある発明者の意見を示すに過ぎないことは明らかである。他の発明者らは、明細書に記載された方法を用いて本発明を実施できることは明らかである。
 本開示の教示を複製できないことに関して、出願人は、本開示の方法が実際に列挙された多能性細胞を産生することができることを実証するCharles Vacantiの発明者の宣言をここに提出している。
 これは、熟練者が列挙した方法を実行するのに十分な情報を提供するものである。さらに、通常のスキルの者も過度の負担なしにこれを行うことができる。したがって、主張75-94の主題は、当業者が本発明を再現することを可能にするような方法で、本出願に明確に開示されている。
.....
  上記を考慮して、これらの再検討と撤回は慎重に要求される。
posted by Kose at 11:50| STAP

STAP特許ノン・ファイナル・リジェクト2017/1/6に出たらしい

リジェクトではなくて、修正という意味だと思う。

アクセス法は次の通り
1.uspto.govサイトにアクセス
 URL
 http://portal.uspto.gov/pair/PublicPair
2.ロボット対策
 画像化された文字列2つのうちいずれかを入力し、「Continue」をクリック
3.Search Applicationで検索
 *application numberにチェックが入っているデフォルトの状態で
 *ENTER NUMBERのテキストボックスに
14/397080
 と入力し「SEARCH」をクリック

SnapCrab_NoName_2017-1-8_8-58-40_No-00.png

5.Bibliographic Dataが表示される

SnapCrab_NoName_2017-1-8_7-18-37_No-00.png

6.上部のImage File Wrapper タブをクリック
06/01/2017付けのファイルが7つある。タイトルをクリックするとPDFをダウンロードできる。ただし中身は画像ファイル。

SnapCrab_NoName_2017-1-8_8-6-29_No-00.png

4番目の「Affidavit-traversing rejectns or objectns rule 132」で具体的事項がおおくみとめられる。

Affidavit-traversing rejectns or objectns rule 132(PDF)

長いしもちろんよくわからないが、修正部分やリジェクト後の議論や研究について述べられているようだ。

posted by Kose at 09:29| STAP